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第164話

164話 2人の違い
お母さん
廉とあなたは双子だよ
永瀬  You
永瀬 You
…………


そんなの知ってる。



現に、私達は似ている。







それで、実は双子じゃないとか言われても、

信じられない。




というか、嘘ついてるとしか思えない。






お母さん
でも、あなたと廉は違う



それも当たり前だ。




男女っていう性別の違いがある。



そもそも、人は違う。













じゃあ何?



お母さんは、男の子の双子が良かった訳?







お母さん
あなたは、望んで生まれた子じゃない
永瀬  You
永瀬 You
……………



はぁ…?




何だそれ。




双子として生まれてきて、

おにぃは望まれてて、

私は望まれないの?




妹だから?





意味が分かんない。









お母さん
検診に行った時、廉は見えていたけど、あなたは見えてなかった
お母さん
最初は、廉1人の予定だった





















それは遡ること、約17年前の事。




子供ができ、男の子だと分かった私達は、

着々とその子を受け入れる準備をしていた。



名前もしっかり考えて、

生まれてくるのを、両親揃って、

心の底から楽しみにしていた。



















そして、いざ生まれるとなった時、

私のお腹の中には、

2人の赤ちゃんがいる事が分かった。





女の子だった。




その時まで分からなかったのは、

紛れもなく医者の不手際だった。





お腹の中にいる事が

分からなかったその子には、

栄養が行き渡ってなく、

生まれる直前になって、

未熟児だということが分かった。






未熟児だったせいもあるのか、

お腹の大きさには、

あまり違和感を得なかった。






とはいい、もう1人は無事育っていた。





これ以上、お腹に留めておくのは、

母体にも影響が出るらしく、

仕方なく、その2人を出産することにした。





出産する前に言われたのは、

見つかっていなかった、もう1人の子は、

生まれても死ぬ可能性が高いこと。



何らかの後遺症が

残ってしまうかもしれないこと。



そして、寿命は短いということ。























そして、この双子は生まれた。