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第303話

303話 知らない人



今から4時間ほど前……





皆がこの後に備えて、

寝始めたころだった。









紫耀
紫耀
廉、ちょっと話したいんだけど…
廉
ん?何や?
紫耀
紫耀
あ、この部屋の外でがいいんだけど…
廉
おん…?







俺は、よく分からず紫耀について行った。









廊下



廉
話って何?
紫耀
紫耀
えっと……
紫耀
紫耀
今言うのもなんなんだけどさ……
廉
おん?
紫耀
紫耀
………あの…これから犯人が
帰ってくるじゃん…?
廉
おん
紫耀
紫耀
その犯人なんだけど…実は……



『実は……』


…と言った後、ずっと俯いたままで、

何も言わない紫耀に、

俺は何か嫌な予感がしていた。





廉
別に、今じゃなくてもいいで?
廉
帰ってからでも聞くし
紫耀
紫耀
いや……今じゃないとダメなんだよ…
廉
………そっか
紫耀
紫耀
俺から聞くのは、嫌かもしれないけど…
紫耀
紫耀
犯人、廉のお母さんなんだよ…
廉
…………は?
 



単純に意味が分からなかった。



母親って……










母親は、もう9年前に死んだはずだ。












きっとそれは、何かの間違いだろう。










廉
冗談キツいって…‪w
廉
紫耀、何か間違ってるで?
紫耀
紫耀
…………
紫耀
紫耀
それが、何も間違ってないんだよ
紫耀
紫耀
もう何度も、あなたはもちろん、
俺も会ってる
紫耀
紫耀
今まであなたを誘拐したりしてたのも、全部お母さんの仕業…
廉
………
紫耀
紫耀
信じられないだろうけど、
これが真実だ
廉
………じゃあ、俺達が犯人を探してたこの9年は、何だったんだよ……
廉
ハッ…!
廉
すまんけど、
ちょっと頭冷やしてくるわ



俺は、紫耀に背を向けて、

外に出ようとしていた。


紫耀
紫耀
あっ、ちょっと待って!
紫耀
紫耀
俺も色々考えて……
紫耀
紫耀
どうしたら、
1番いい結末になるのか…
紫耀
紫耀
でも、正直に言うと、
良い結末は見えなかった
紫耀
紫耀
俺やあなた、廉がどうしろと、
結局変わんない気がして……
廉
…おん、分かってる






そう言って、俺はその場を後にした。

























廉
雨降ってるし…




外は相変わらずの雨………





仕方なく、俺は玄関前の、

屋根のある場所で座っていた。








廉
母さんが生きてるって……何だよ…






正直、意味が分からなさすぎて、

俺の脳は、今すぐにでも破裂しそうだった。








楓  (かえで)
楓 (かえで)
何してるんですか…?
廉
…!?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
あっ、敵じゃないんで
安心してください‪w
廉
…はぁ……?




真っ暗で、顔は全然見えなかったが、

女の人だということは分かった。







廉
誰っすか?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
え〜っとですね…
楓  (かえで)
楓 (かえで)
蘭の片割れです‪…‪w
廉
……?
廉
……双子なんですか?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
……そう、そんな感じです
楓  (かえで)
楓 (かえで)
で、何を悩んでるんですか?
廉
えっ?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
いや、盗み聞きするつもりは無かったんですけど…聞こえてしまって
廉
あ、あぁ…
廉
いや……1つ話を聞いてしまって…
楓  (かえで)
楓 (かえで)
へぇ〜…そうなんですか…
楓  (かえで)
楓 (かえで)
まぁ、頭冷やしに来たんでしょうけど、雨降ってるし風邪引くんで戻った方がいいですよ?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
それに、この後会うんでしょ?
廉
えっ?
楓  (かえで)
楓 (かえで)
お母さんと
廉
ッ…!
楓  (かえで)
楓 (かえで)
寝て忘れましょう?
廉
…………



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