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第91話

91話 パニック


朝4時




私は静かにシェアハウスを出た。








行く宛ては無いが、

おにぃが帰ってくると聞いて、

この家を出ることにした。







紫耀にあんだけ泣きついといて、

理不尽っていったらありゃしない。








正直学校に行く気も無いが、

行かない訳にもいかず、

仕方なく、来週から行くことにする。







だから、荷物は制服と、上下の服を何着か…


後は、生活必需品をいくらか…





そして、ドラマの台本と、

1年間水商売で稼いだ100万、

最後の家族写真を持ってシェアハウスを出た。














永瀬  You
永瀬 You
しばらくは、ホテル暮しでもするか…





幸い、お金はあるから、家の心配はさほど無い。

















ひとまず私は、この荷物を、

どこかへ置きたくて、

駅のコインロッカーに入れ、

小さなバックに、スマホと財布を入れて、

まだ薄暗い、人の居ない街を歩き始めた。




















































一方、午前7時



シェアハウス






海人
海人
ねぇ、あなたが居ないんだけど!?
ジン
ジン
えっ?何で?
ジン
ジン
トイレとかじゃないの?
海人
海人
違う違う
海人
海人
本当に居ないの!
優太
優太
えっ、ちょっと聞いて!
優太
優太
あなたマネージャー休むって!?
玄樹
玄樹
えっ!?どうして!?
優太
優太
やらなきゃいけない事が出来たとか…



朝からシェアハウスは、大パニックだった。




紫耀
紫耀
何で…


紫耀side


昨日、あなたが抱えてたもの、

やっと吐き出したと思って、安心してた。




でも、その翌朝、

あなたは、この家から姿を消した。




しかも、マネージャーも休む…?




どこに行くの?




やらなきゃいけない事って何?






海人
海人
もしかして、廉が帰ってくるから…?
海人
海人
だからこの家を出た…?
ジン
ジン
じゃあ、廉と会わない為に、
マネージャーも休むの?
玄樹
玄樹
あなた、電話出ない…



会話もまともに成り立たないまま、

どんどん時間は過ぎていき、

俺達は、各自学校や、仕事に行く時間となった。















と言われても、

こんなことになってて、

勉強・仕事に集中出来る訳もなかった。