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第261話

261話 怖いもの
午後5時30分





コンコン




玄樹
玄樹
あなた?
玄樹
玄樹
玄樹だよ
玄樹
玄樹
少し話せない?



反応は無かった。




玄樹
玄樹
…………
永瀬  You
永瀬 You
……どうして来たの…?
永瀬  You
永瀬 You
わざわざ人質を増やす必要なんて、
無かったでしょ
永瀬  You
永瀬 You
無駄な行動だよ
玄樹
玄樹
…………
玄樹
玄樹
無駄な行動って言われるのは、
ちょっと心外だな
永瀬  You
永瀬 You
…………




あなたside



つい1時間ほど前、

いつものように、外を眺めてたら、

ザワッと少し騒がしくなった。




その直後、私の部屋の前に、

数人の男性と女性が来て、

窓を閉めるよう指示された。










何が何だか分からず、外を見てると、

10分もしないうちに、

窓の外にいた人達は居なくなり、

普段通りに戻った。














そう思った数分後、

部屋の外から聞こえてきた、

玄樹の声に、

衝動的に体が動いた。







少しドアを開け、廊下を見ると、

本当に玄樹が居て、

何なら、岸くんも一緒に居た。












どういうこと?



まさか、助けに来たんじゃないよね?












また、人質が増えてしまった…













そう思うと、もう今後のことが怖すぎて、

何も聞きたくなかった。










そして、布団の中にこもっていた。













それから、ドアをノックされ、

また玄樹の声がして、

今に至る。





玄樹
玄樹
あなた?開けるよ?
永瀬  You
永瀬 You
ダメ…
玄樹
玄樹
あなた
永瀬  You
永瀬 You
嫌だ……
玄樹
玄樹
はぁ…ホント面倒臭いお嬢様だね
永瀬  You
永瀬 You
お嬢様じゃないし…





結局、ドアは開けられて、

近づいてくる足音がした。






私は更に布団の中で縮こまった。




玄樹
玄樹
何?隠れんぼ?‪w
永瀬  You
永瀬 You
…………
玄樹
玄樹
…………




バサッ





永瀬  You
永瀬 You
…………



布団が取られて、玄樹と目が合った。





怖くて、逆に目が離せなかった。







玄樹
玄樹
…………
玄樹
玄樹
震えてんじゃん…
玄樹
玄樹
俺、そんなに怖い?




今、目の前に居るのは玄樹。



そう分かってはいるし、

怖いはずなんかない。












なのに……




体が、恐怖から震える…











玄樹
玄樹
やっぱ、紫耀か廉じゃないとダメか…
玄樹
玄樹
あの2人は、あなたにとっても、
特に大切な存在だろうし…
玄樹
玄樹
まぁ、捕まりに来たのが、
紫耀と廉じゃないだけ、いいと思ってくれると嬉しいな




そうじゃないのに……


玄樹と岸くんだったからとか、

そんなことじゃないのに…








自分が何に怖がっているのか、

分からない…












その何かが怖すぎて、声が出ない…