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第236話

236話 余計なこと


紫耀side




あの人の言う、“余計なこと”






まぁ、予想はつく。








「あなた達双子の、母親が生きている。」






多分これが、あの人にとっての、

余計なこと。












クソッ……




言われたのは、そっちだったか……












俺の時のように、

自分が母親だとバラしたかと思っていたが、

それを俺に振ったか…













ただ、この事を俺が言うのは………















まだ早い。










紫耀
紫耀
…確かに俺は、
あの人と会ったことがある
紫耀
紫耀
それはあなたが誘拐された時に、
助けに行ったから
優太
優太
えっ!?助けに行ってたの!?
紫耀
紫耀
……うん
紫耀
紫耀
で、余計なことが何を指してんのかは、俺も分からない
海人
海人
何で俺らに、
会ったことあるの隠してたの…
紫耀
紫耀
………あなたから言わないで
って言われてたから…
紫耀
紫耀
理由は俺も聞いてない





これでも、嘘はついてないんだ。






あなたの言わないで

って言われたのは本当だし、

理由も聞いてない。












ただ、理由は聞かずとも分かっていただけで…










海人
海人
なら、何でこれじゃあダメなの?
紫耀
紫耀
このままだと、
あの人の思う壷だからだよ
紫耀
紫耀
このまま戻っても、
絶対海人も捕まるぞ
紫耀
紫耀
きっとそのまま、
あの2人も解放されない
紫耀
紫耀
しかも、きっと今あなたは、
自分を犠牲にする作戦を立ててる
紫耀
紫耀
そしたらあなたは……
紫耀
紫耀
どうなるか分かるよな?
海人
海人
…………
優太
優太
どうなるの?
紫耀
紫耀
死だよ
優太
優太
えっ……
紫耀
紫耀
初めからあの人の狙いは、あなただ
紫耀
紫耀
そんなあなたが捕まってる以上、
あの人が何をするか…
紫耀
紫耀
幸いあの人が、山小屋に居ないことが救いだけど、周り囲まれてんなら、容易に近づけないし…
海人
海人
……俺が目覚ました時、多分だけど
あの人飛行機の中にいたと思う…
優太
優太
飛行機?
海人
海人
うん、座席がそんな感じだった
海人
海人
でも、結構喋ってたから…
海人
海人
個人用の飛行機かも…
紫耀
紫耀
それは有り得るな…
優太
優太
えっ、だとしたらどこ行ったの?
海人
海人
それは分からない……けど…
紫耀
紫耀
けど?
海人
海人
俺のスマホ持ってたから、
初めは居たんだと思う
玄樹
玄樹
飛行機での移動でしょ?
玄樹
玄樹
だったら、大分遠い所なのに
間違いは無いでしょ
優太
優太
!?
優太
優太
玄樹!?何してんの!?
玄樹
玄樹
いや、ちょうど俺もここで
仕事あって…
玄樹
玄樹
海人が来てるか確かめようとしたら、
そんな話が聞こえた
玄樹
玄樹
で、あなたとジンが居ないところを見ると、2人とも捕まった感じ?
海人
海人
まぁ…
玄樹
玄樹
んじゃ、犯人ぶっ潰そう作戦、
考えますか!
優太
優太
お、おーっ!
紫耀
紫耀
…‪w‪w



玄樹が、地味にキレてるのは、

目が笑っていない玄樹の顔で、

全員が理解していた。