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第271話

271話 意見



なぜ、自分が今、

生きているのか、

この世で息をしているのか、

意味が分からない。





私は細心の注意を払って、

あの行動をした。







ベットに、バスローブの紐を掛け、

布団の中で無理やり首を吊った。







無理やりなのがダメだった?









いや、でも確かに、

気が遠くなるのを感じて………





苦しかったのも覚えてるのに………












まさか、気を失っただけだった?






















永瀬  You
永瀬 You
そんな……



コンコン



医者
起きたんですね
永瀬  You
永瀬 You
…………
医者
良かったです。ギリギリでしたからね
永瀬  You
永瀬 You
……どうして死なせてくれないんですか…
医者
まぁ私に言われても、これが私の仕事ですからとしか言えないですけどね…
医者
仕事のことで気が滅入ったのか、
もしくは別の何かなのか…
医者
まぁ、あなたには闇を
感じてましたしね
永瀬  You
永瀬 You
………?
医者
永瀬あなたの
1ファンとしての意見です
永瀬  You
永瀬 You
!!
永瀬  You
永瀬 You
すみません……
こんな姿を見せてしまって…
医者
いえ、しっかり人間なのだと
確認出来て良かったです
医者
では、私はこれで失礼します
永瀬  You
永瀬 You
はい……
医者
あっ、あともうすぐしたら、お友達の方々がお見舞いに来るそうです
永瀬  You
永瀬 You
…………
永瀬  You
永瀬 You
分かりました




そして、お医者さんは出ていった。











私の、ファン…………












私も芸能人……



ファンも居る……











悲しむのは、1人や2人じゃないのは、

私も同じ………
















そう分かると、

途端に私の行動は、

ファンへの裏切りとなり、

罪悪感が出てきた。














『闇を感じていた』




女優としての、永瀬 あなたは、

ずっと演じていたはずなのに………









やはり、ボロは出ていたらしい。


















でも、この時私は、

そんな私と分かっていながらも、

ファンで居てくれる人が居ることが、

とても嬉しくて、ありがたかった。


































ガラガラッ!!




海人
海人
あっ!!



勢いよく開いた扉の向こうには、

今にも泣き出しそうな海人が居た。






海人
海人
あなたッ…!!




海人はベットに座っていた私に抱きついてきて、

号泣していた。






そして………





海人
海人
生きてて良かった………



そう言っていた。