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第154話

154話 思わない



笑ながら、不気味に近ずいてくるお母さんに、

私は恐怖心で、少しづつ後ずさった。







永瀬  You
永瀬 You
お母さん…?
お母さん
なーに?あなた?
永瀬  You
永瀬 You
何をする気…?
お母さん
あら、まだ分からないの?
お母さん
まぁ、大人しくしてたらいいのよ
お母さん
大人しくしてたら、
苦しまなくて済むわよ



そう言うと、お母さんは、

ポケットに突っ込んでいた手を出した。





その手には、小型のナイフがあり、

それを私の方に向けて、

どんどん近ずいてきた。






永瀬  You
永瀬 You
(やばい…!)



ゴンッ!!




後ずさっていた私は、壁にぶつかった。





離れることも出来ず、

ただお母さんを見ていた。





永瀬  You
永瀬 You
(やばい…殺される…)
お母さん
フフッ…
永瀬  You
永瀬 You
お母さん!
お母さん
何よ?
永瀬  You
永瀬 You
私を殺したら、おにぃはどうなるの!?
お母さん
廉?
永瀬  You
永瀬 You
おにぃのことも殺すの!?
お母さん
廉のことは殺さないわよ‪w
お母さん
だって、廉は私が犯人のこと
知らないでしょ?
お母さん
それに私、廉のことは好きなのよ
永瀬  You
永瀬 You
は……?
お母さん
だって、あんなにイケメンに
育ってくれたのよ?
お母さん
親として嬉しいじゃない‪w
永瀬  You
永瀬 You
あぁ…そういうことか…
永瀬  You
永瀬 You
そういうことだったんだ…
永瀬  You
永瀬 You
お母さんの中では、
これも全部計画のうちだったんだ…
永瀬  You
永瀬 You
ずっと、私も殺そうとしてたんだ
永瀬  You
永瀬 You
ずっと私の事嫌いだったんだね
お母さん
やっと気づいたの?
お母さん
フフッ、まぁ気づいたなら、
お母さんの言う通りに殺されてね?
永瀬  You
永瀬 You
……………
永瀬  You
永瀬 You
嫌に決まってんでしょ!
お母さん
はぁ?
永瀬  You
永瀬 You
おにぃがどう思ってるかは知らないけど、私達双子は、2人で1つなの!
永瀬  You
永瀬 You
どちらかがかけたら、
ダメになっちゃう
永瀬  You
永瀬 You
そもそも、こんな酷いお母さん、
私は親だなんて思わない!
永瀬  You
永瀬 You
あんたは、最低なクズ人間だよ
お母さん
…………
お母さん
ほんと、そういう生意気なところ、
大っ嫌いなのよ…
お母さん
もう死んでちょうだい



お母さんは、持っていたナイフを、

思いっきり振りかぶっていた。






その瞬間、私は出口へと駆け出した。





お母さん
ッ!!


振り返っている時間は無くて、

ただ人のいる所にと、

精一杯走った。













でも、こういう時に限って、

周りに人は居なくて、

廊下は静まり返っていた。





















そんな時…
























グイッ…








角を曲がった瞬間、

誰かに手を引かれ、口を塞がれた。





永瀬  You
永瀬 You
んん!?だれ!?
???
シーッ
永瀬  You
永瀬 You
………




すると、私はすぐに離された。






そして、私を引っ張ったその人は、

廊下に出ていった。








その直後、お母さんの声がして、

私は身を隠した。







お母さん
蘭ッ!あなたのこと見てない!?
東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
あなた…?あぁ娘さんのことか
東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
見てないですよ?
東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
さっき、勢いよく走っていった人なら見ましたけど、顔までは…
お母さん
その子よ!
お母さん
じゃあ私、追いかけるからまた後…
東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
それより、もうすぐ人が来ますよ
東雲 蘭  (しののめ らん)
東雲 蘭 (しののめ らん)
そんなナイフなんか持ってたら、
すぐに捕まります
お母さん
あぁ…そうね…
お母さん
チッ…ちょこまかと逃げやがって…ボソツ



そして、お母さんの声はしなくなった。