無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第232話

232話 上手くいかない



午前10時30分





山小屋前




永瀬  You
永瀬 You
フゥ…



ここまで来たら、もう引き返せない。





2人とも、そう分かっていた。







ジン
ジン
…………





ジンside




あなたがドアの前で止まった。








1度自分も誘拐された相手だ。


きっと、嫌なのだろう。













ただ、それとは別に、

何か嫌悪感も感じる。













それでも、もう引き返せない。












この山小屋を囲んで、

複数の人が居る、気配がしていた。




永瀬  You
永瀬 You
よし、行こう
ジン
ジン
うん








キィー










そう、古いドアの開く音と共に、

2人は、山小屋の中へと入った。



















海人
海人
!?
永瀬  You
永瀬 You
海人ッ!!




あなたside




海人は、私と同じように、

イスに縛り付けられていた。















でも、私の時と違う点がいくつか…













まず、手が自由に動かせるようになっていて、

食べ物、飲み物が置いてあること。






窓が、木の板で打ち付けられていること。
























そして、何より違うのは、

お母さんがその場に居ないこと。




















その代わりかどうかは分からないが、

食べ物が置いてある机に、

パソコンが置いてあった。










その画面に写ってるのは、

お母さん。









海人
海人
あなた、ジン、来ちゃったんだね…
永瀬  You
永瀬 You
当たり前でしょ
ジン
ジン
まぁ俺は、付き添いだけどな
海人
海人
…うん
永瀬  You
永瀬 You
海人、怪我は無い?
海人
海人
無いよ
海人
海人
全然元気
永瀬  You
永瀬 You
そっか…良かった




ここで、ひとまず安心した。






それに、海人もまだ、

犯人の正体は知らされていないようだった。










お母さん
さて、感動の再開は終わったかしら?
永瀬  You
永瀬 You
感動なんかしてる暇は無い
お母さん
あら残念
お母さん
それにしても、
まさか2人で来るとはね?
お母さん
しかも、紫耀くんじゃないし
ジン
ジン
永瀬  You
永瀬 You
…………
永瀬  You
永瀬 You
これは何?
永瀬  You
永瀬 You
どうして海人を誘拐したの?
お母さん
まぁ、この方が都合が良かったのよ
お母さん
じゃあ、早速条件についてだけど、
お母さん
神宮寺くん、君もよ
永瀬  You
永瀬 You
は?
ジン
ジン
えっ?
海人
海人
…………
お母さん
まさか聞いてないの?
永瀬  You
永瀬 You
…………
ジン
ジン
何をですか?
お母さん
海人くんが仕事で、これからここを出るからその間あなたがここに居るのよ
ジン
ジン
どういうこと…?
お母さん
あなたが、囮になるの
お母さん
そういう条件で、海人くんを解放する
お母さん
だから、あなたは
その為にここに来たのよ
お母さん
それに、海人くんには仕事が終わり次第、ここに戻ってきてもらう
永瀬  You
永瀬 You
………
ジン
ジン
あなた、どういうこと?
永瀬  You
永瀬 You
説明は後!
永瀬  You
永瀬 You
海人連れて、ここから逃げて!
お母さん
そう簡単にいくと思わないでね?









結局、私は何をやっても、

上手くいかないのだ。