無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

247
2021/09/21

第2話

1話 初めまして
隆介視点
加賀谷 隆介
よっと…!
俺は今、お気に入りの場所に向かっている。
加賀谷 隆介
ついた~!
ここは山奥にある神社。
春風神社。
ここは日当たりがよくて
学校終わりに休憩するにはぴったりの場所だ。
加賀谷 隆介
ふぅ…落ち着くな…
俺は周りにある大きな木に寄っ掛かった。
加賀谷 隆介
ふぁわ~…ねむ…(あくび)
春野 桃華
あ、あの…
加賀谷 隆介
…ん?
知らない女の子だ。
年は…俺と同じくらい…?
春野 桃華
え、えっと…
春野 桃華
ここで何してるんですか…?
加賀谷 隆介
俺?
春野 桃華
はい…
加賀谷 隆介
この神社日当たりがよくてさ?
加賀谷 隆介
だから少し休憩してる。
春野 桃華
でも…ここ山奥ですし…
春野 桃華
それに…制服着てるってことは
学校帰りですよね…?
春野 桃華
家に帰らないと…
この子真面目な子だな~。
加賀谷 隆介
俺は家に帰ってもすることないからさ
春野 桃華
…そうですか…
加賀谷 隆介
というか君は?
春野 桃華
私は春野桃華です。
加賀谷 隆介
俺は加賀谷隆介。よろしく。ニコッ
春野 桃華
よろしくお願いいたします…
加賀谷 隆介
ところで春野さん。
春野 桃華
は、はい
加賀谷 隆介
春野さんも俺と同じくらいだよね?
春野 桃華
そうですけど…
春野 桃華
私はいいんですよ。
加賀谷 隆介
良くないじゃん。
春野 桃華
…え?
加賀谷 隆介
俺の学校帰りのこと心配すんならさ。
加賀谷 隆介
学校行きなよ?
加賀谷 隆介
どんな事情があるのか分からないけどさ。
春野 桃華
彼女は黙り込んでしまった。
春野さんの口が次開く時に放たれた言葉は
俺が『何言ってるの?』と思うぐらいになる言葉だった。
春野 桃華
『さようなら』が怖いんです。
加賀谷 隆介
…は?
思わず「は?」と言ってしまった。
加賀谷 隆介
さようならが怖い…?
春野 桃華
はい。
加賀谷 隆介
どういうこと…?
春野 桃華
学校の帰りにさようならって言うじゃないですか?
春野 桃華
あとは引っ越しとかする時もさようならって言いますし
加賀谷 隆介
さようならとは言うけどさ。
加賀谷 隆介
怖くはなくない…?
春野 桃華
私にとっては怖いんです。
春野さんは天然なのか…?
それとも、もしかして熱で頭やられてる?(現在、夏)
加賀谷 隆介
良く分かんないけど…
加賀谷 隆介
まぁ人それぞれ怖いものは違うからな。
加賀谷 隆介
でもさようならってレベルがあるじゃん?
春野 桃華
レベル?
加賀谷 隆介
例えば学校の帰りの挨拶のさようなら。
遠くへ行ってしまう子へのお別れのさようなら。
死へのさようなら。とか?
春野 桃華
全部ダメです…
加賀谷 隆介
全部ダメかぁ…w
彼女が意味不明なことを言っているため
俺は思わず笑ってしまった。
春野 桃華
何で笑ってるんですか?
加賀谷 隆介
え?春野さんって面白いなーって。
春野 桃華
こっちは真面目なんですけど…?
加賀谷 隆介
ごめんごめんw
加賀谷 隆介
ま、でもさ?
加賀谷 隆介
春野さんは春野さんらしくすればいいんじゃないの?
春野 桃華
私らしく…?
加賀谷 隆介
春野さんにも色々理由があるんでしょ?
加賀谷 隆介
あと、さっきは学校に行きなよとか言ってごめんね。
春野 桃華
いえ。大丈夫です。
加賀谷 隆介
怖いものは誰にだってあるし
加賀谷 隆介
俺だって不良とか怖いよ?
あ、あと先生とか!
春野 桃華
フフッw
加賀谷 隆介
あ、笑った
春野 桃華
久しぶりに笑いました。
春野 桃華
ありがとうございます。
加賀谷 隆介
そう?よかった!
春野 桃華
加賀谷さん。
加賀谷 隆介
ん?
春野 桃華
もし、また神社に来るときは
春野 桃華
待ってますよ。ニコッ
加賀谷 隆介
おう!