そう、ぶつぶつ愚痴をこぼしながら
石ころをけった
私が面倒を見るガキは
佐野万次郎 という13さいのクソガキらしい
なんでも、東卍?なんて言う
暴走族の総長らしい、
佐野万次郎の兄
佐野 真一郎にいやいや連絡を入れれば
夜に来てくれとのことだった
ちゃんと、してる兄だな
なんて、めっちゃ失礼なことを思った
もちろん攻撃してきたら
絞め技で締めるだけなんだけど←格闘技1番上手い人
非呪術師に呪力をぶつけるのは
呪詛師とあんま変わらないため
やりたくは無い
なんで色々考えながら夜道を歩いた
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貰った住所の家に着いた
が、
何やら倉庫?のようだった
聞かなかったような、聞いたような
曖昧な記憶を辿る
すると、
身長の低い
ガキ?のような姿が見えた
ついでにコソコソ話す声も
すると、私が貰った住所の倉庫のような
ところに入ろうと鍵を開けていた
私は急いで走ろうとしたが
この距離では間に合わないかもしれない
中にいるお兄さんと鉢合わせしたらまずい…
摘出
自分と目的との空間を取り除く
瞬間移動ではない。
シュンッ
ガキたちの背後に周り声をかける
ガキたちの手には
やっぱり鉄パイプが握られていた
人を殺してでも、奪おうってか
最近の子は怖いわ
夜中なので周りが静かなのにを利用して
お兄さんが気づくように声を張り上げる
ガキは慌てて鉄パイプを握り直し
私に脅すように鉄パイプを向けた
はぁ、これだから
ガキは嫌いなんだよ
自分の仕様としていた事に怖気づいたのか
ガキの腕がプルプルと震えているのがわかる
私は大きな声で叫んだ
【佐野 真一郎出てこい!!!!!!!】
To Be Continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。