『あー五条???』
私は気づいた
五条の無限を使って
煽られるのが1番ウザイ…ということに
だから五条に電話した
多分任務中じゃないと思うし
『お前今からここ来いじゃなきゃ、
私の領域にお前連れ込むぞ♡』
ちょっと、お願いしたら
すぐ来てくれるからうれしーなー
五条「はっ?!えちょおま(((ブチッ」
万次郎「え、それ大丈夫なのお前…」
私のやり取りを見ていたのか
万次郎は私のスマホを見て言った
※スマホなどの時系列は気にしないでください。
『大丈夫だよちょっと、
お願いしただけたからニコ』
そう優しく笑うと
「あれ、お願いってぜってぇ
脅してただろ((コソッ))」
「いや、こえぇーなあいつ((コソッ))」
と、正座している2人が言った
『いや聞こえるからなぁ?!お前らおい
聞こえてんだよおい』
と、食い気味で突っ込む
「「あ」」
『いや あ じゃねぇーからな』
口をそろえて言う2人にキレそうになる
大丈夫私怒ってないよ♡
「顔こえーからなお前」
と、万次郎くんいや
万次郎は私の顔を指さした
『はぁ?レディに顔こえーとか
言っちゃだめだぞおい』
と言えば隣にいたエマちゃんが口を開いた
「しのちゃん顔怖くないし!」
は?いや天使好き
『真一郎さんこの子貰っていいすか』
真顔でガチトーンで言ったら
「ん???」
ガチめにん?って返された
え、日本語わからなi((
『いやだからこの子貰っていい((』
最後まで言おうとしたら
[シュンッ]
家の前に身長高ぇーやつが現れ
口を開いた
「…お前マジでやめろよな」
すこし顔を青白くした五条が目の前にいた
『やぁ、五条早かったね♡』
甘ったるい声で返せば
「やぁ、じゃねぇーよお前」
キレ気味に返された
『泣いちゃうぞ』
そういった私は普通にスルーされ
「あの、この人誰すか」
真一郎くんがオドオドしながら聞いてきた
『あーこいつ、クソみたいな性格が
売りな私の同級生』
「ちげぇーからしね」
教育に悪いなんて知らないもん♡
To Be Continued
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。