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第16話

〜16話〜
髙田彪我
髙田彪我
それじゃあ、試しに1回歌ってみよっか。
あなた

え!いきなりですか!?

彪我さんに歌について相談したら、さっそくの無茶ぶりだ。
あなた

いや〜。私あんまり歌ったことなくて。

髙田彪我
髙田彪我
大丈夫大丈夫!今は僕しか聞いてないし。2人だけだから。ね?
その言葉に、急にドキッとしてしまった。
そうだ。
すごく今更だけど、私、彪我さんと2人きりの空間にいるんだ。
髙田彪我
髙田彪我
あなたちゃん?
あなた

は!はい!歌います!!

あなた

〜♪〜♪〜♪

髙田彪我
髙田彪我
え、すっごく素敵じゃん!!
あなた

いやいやいや!

髙田彪我
髙田彪我
いやいやいやいや!
本当に恥ずかしい。
人前で歌うなんて。
髙田彪我
髙田彪我
あなたちゃん。
あなた

は、はい!

髙田彪我
髙田彪我
僕から教えることは、もう何も無い。
あなた

もう。って、まだ何も教えていただいてないのですが……。

そして結局、その日はギターだけ教えてもらって終わってしまった。
夏休みに入り、初めて音楽スタジオに入った。
りっちゃんは相変わらずお姫様みたいなはしゃぎ方をしている。
橘梨華
3人で音合わせるの楽しみ〜
戸谷ことは
そんなはしゃがないでよ恥ずかしい。
すごい。
音楽スタジオってこんな感じなんだ。
おっきな鏡があって、なんだかよく分からないつまみの付いた機械があって、後ろにはドラムやマイクがある。
あなた

今から音楽やるぞ!って感じだね。

戸谷ことは
ほら、早くギターとマイク出して。スピーカーに繋いであげるから。
いそいで準備を済ませ、各々、音をだしはじめる。
戸谷ことは
1.2.3.4
ことはちゃんのリズムにのりながら、3人の音が混ざりあっていく。
やばい。
やっぱり、音楽って楽しい!!
あなた

〜♪〜♪〜♪

橘梨華
良い!何度聴いてもあなたちゃんの歌、天使みたい!
あなた

いやいや〜!そんなことないよ!まだまだです!

りっちゃんはいつも褒めてくれる。
ことはちゃんはというと。
戸谷ことは
はやくもう1回やるよ。
やっぱりちょっとムスッとしている。
橘梨華
は〜い!
りっちゃんはあまり気にとめていないようだ。
そんな毎日は、8月の中旬頃まで続いた。
水曜日は彪我さんにマンツーマンでギターを教えてもらう。
日を追う事に、私の中で彼への気持ちは確信に変わっていった。
彪我さんのことが好きなんだ。
髙田彪我
髙田彪我
大丈夫?何か悩み事?
彪我さんが私の顔を覗き込む。
あなた

いやいやいや!大丈夫です!

顔が近い。
顔が熱くなる。
やばい。
今絶対に……。
髙田彪我
髙田彪我
顔赤いけど大丈夫?
やっぱり言われた!
あなた

大丈夫です!

髙田彪我
髙田彪我
最近ずっと頑張ってるもんね。今日はもうやめとこっか!
あなた

いや!嫌です!やりたいです!

少しでもながく、彪我さんといたい。
髙田彪我
髙田彪我
ほんと??なら、無理しない程度にもう少しやろうか!
彪我さんと一緒にいたいからだなんて、理由としては不純だろうか。
でも、私はこうしたいと思ってしまったんだ。