第33話
惨拾伍の巻~那田蜘蛛山~
東側にはたくさんの蜘蛛の糸があり、たくさんの人が蜘蛛の糸で吊るされていた。
中には首を折れてる人だったり、背中が折れていたり。
と、その時だった。
どこかで、鋼を打ち合っている音が聞こえた。
私はその方向に向かう。
すると………
伊之助は二刀流だら刀を打ち合って首を斬ろうとしていた。
しかも、鬼はちょっとどころでは、無くめっっちゃデカイ。
これは、私でギリ倒せる程度。
しょうがない。
行くか。
紅葉は真っ赤に燃えるような熱さで刀が赤く光る。
そして、熱した刀で相手を突きまくり、最後に刀で斬る技だ。
鬼の首はでかかったが、すぐに斬れた。
そう言って私の方に突っ込んでくる。手を取り縄で木に縛った。
伊之助の声はまだ聞こえていたが無視をして私はすごい気配がある所へ向かった。
~~
気配が強い所にはしのぶさんがいた。
どうやら十二鬼月は冨岡さんが倒してしまったらしい。
そして、しのぶさんが今、姉蜘蛛を探していると。
奥で放たれた冷たい声。
振り替えると姉蜘蛛がいた。
累は十二鬼月の名前らしい。
私としのぶさんは、並んだ。
キツイので安心してくださいって………ねぇ?
そう言って私に近づく。
私は刀で容赦なく斬る。
しのぶさんは容赦なく切った。
でも………。
そう言って私に飛びかかった。
でも、途中でバタリと地面に背中から落ちた。
鬼は全く動かなくなった。
しのぶさんは満足いったように微笑む。
しのぶさん、サイコパス☆←←
こうして、長い夜が終わった。