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第46話

肆拾捌の巻~別れ~
~胡蝶しのぶside~
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
蟲の呼吸 蝶の舞 戯れ
うあっ!?
私は鬼を毒で殺す。

鬼は苦しみながら命を絶っていった。


今日で任務はおしまい。
私は荷物をまとめてカナヲとアオイ、あなたがいる所へ帰る。

あなたが起きた事はとても嬉しい。

けど、アオイが……
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
……なんで?
最初、聞いた時とても怖かった。

アオイの辛さを理解していなかった自分が。

私は柱。蟲柱。

それなのに……ッ!

アオイの事を全然知れていなかった。







………守れなかった。





とてつもない喪失感にみまわれる。




私は震えている足を叩き、歩みを進めた。
時は待ってくれないから……。
~~
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
ただいま。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
しのぶちゃん、おかえりっ!
出迎えてくれたのは……甘露寺蜜璃。
ニコッと彼女は微笑んだ。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
あなたと、カナヲは?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
アオイちゃんを探してるわっ!
みんな、一生懸命でね……っ!
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
そっか……。
私は部屋に急いで荷物を置いた。
さてと、私も探さなきゃ。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
一人にしても大丈夫?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
ええ!大丈夫よ!
こう見えて柱だし!
伊黒 小芭内
伊黒 小芭内
俺もいる。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
あ、いたんですね^^*
伊黒さんは、本当にLOVEって感じがする。
私は出ていった。

暗がりの道は、少し嫌な予感を出していた。





………ま、それが当たってしまったのは少し後の話。
~~
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
アオイーーっ!
出てきなさぁぁぁい!
叫んでも叫んでも、アオイの声は聞こえない。
いつも聞いてた声が聞こえない。
あの元気な声が……。

何でもできそうな自信にみちあふれた、アオイ。

もう一回……いえ、もっと見たいのに。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
っ!しのぶさん!
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
師範………!
駆け寄って来たのはカナヲとあなた。
あなたは元気そうだった。

私は思わず抱き締める。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
本当に……っ、ごめんなさい。
私のせいで……あんな事に……。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
そんな!しのぶさんのせいじゃありません!
全ては鬼を作り出した鬼舞辻のせいなんですからね!
あなたはニコッと微笑む。
この笑顔が見れて良かった……ッ!

私はあなたから少し離れる。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
(もし、あそこにいるのだとしたら……)
話は変わるけど、実はここら辺で鬼が食物庫にしている倉庫を私は知っている。
もしかしたら、そこで……。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
しのぶさん?
……これが私にできる最期・・の事かもしれない。

ならば………っ!
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
あなた、カナヲをよろしく頼みますね。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
少し行って参ります。
場合によっては帰ってこないかもしれません^^*
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
しのぶさん、どういう事?
だったら、私もいきたい!
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
あなた、ダメです。
あなたは未来の鬼殺隊を背負う者。
でも、4割、私が帰ってくる可能性があるので。
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
必ず帰ってきます。
蝶屋敷を頼みますよ。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
師範……!
私、ヤだよ。もうこれ以上人を失いたくない………!
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
カナヲ。人は必ず死にます。
私はその時間が少し早くなってしまっただけです^^*
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
嫌だ……ッ!師範!
もっと……一緒に………‼
私はカナヲとあなたに背を向けた。
そして、走り出す。

後ろからカナヲの足音とあなたの声。
私は背中で充分受け止めてる。

だから、私は前を向き続けた。

きっと、アオイを助けるからね。









私は噂のれんが造りの食物庫へ向かった。