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第49話

伍拾壱の巻~戦い~
~あなたside~
私は刀を構える。
お母さんに教えてもらった新たな剣技。


使うときが来た……。
さあ、覚悟………っ!
血鬼術・月光!
月の光を光線のように出す技か。
ならば………っ!
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
碧の呼吸・壱ノ型・蔦乱舞・改・切り裂き
私は刀をしならせ、月の光線を切り裂く。
多方面に飛んでいくが、傷はつかない程度。

鬼はその技を見て怯えた。
わ、私は下弦の鬼だぞ………っ!
どうして、その技を避けられる………っ?
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
私の方が鍛えてきたからだ。
それ以外に理由は無かろう。
姉鬼の手は止まった。
だけど、すぐに手を地面につく。
血鬼術・地割れ
すると、地面が急に動き出した。
でも、これは実際に地割れをしている訳では無い。

きっと幻の空間で地割れしている。

ならば………っ!
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
碧の呼吸・陸ノ型・樹木
この技は相手の力を吸い取る能力。
しかも、地割れの部分にすることで、少しは防げるはず……。

思い通り、樹木は大きな根を張り、地面を引き戻した。

姉鬼はチッと舌打ちをする。
なぜ、そんなに強い。
普通ならできないはずだ。
その碧の呼吸も。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
……お前らは鬼舞辻無惨に甘えすぎなんだよ。それだったら、必然的に私たち人間の方が能力は高くなる。
っ!な、訳が無い!
上弦の鬼と、あの方は別格の強さ!
私たち下弦の鬼たちも決して弱くない!
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
でも、弱いじゃないか。
あの2つの血鬼術を使ったとたんにその傷。
なぜだ?やっぱり、弱いんだよね?
っ!そんな訳がない!
あの方から直々に柱を倒せとの命令、それゆえ、あの方から戦う直前に血だって頂いた……!
弱い訳が無い。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
結果的に鬼舞辻無惨に甘えてるでは無いのか?それも拒否するのか?
っ、お前、そんな事言っても良いと思ってるのか……っ!?
私の強さを知らないだけだろう……っ!
私はあの方、直々に………
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
だから、鬼舞辻に甘えんなつってんだよ。
はぁ?そっちこそ!
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
理解できないなら、問答無用。
お前の首を斬るまでだ。
ハハッ、良いじゃない。
ようやく本気?
私は葉風吹を使って姿を消した。
彼女は戸惑い、耳に神経を集中させてるようだった。

でも、さすがに、2つの神経を集中するのは難しいだろう。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
碧の呼吸・捌ノ型・香草
これは藤の花の毒の香り付き。
姉鬼は、その匂いを嗅いだ瞬間、反り返った。
うあっ!?なっ、あっ、ああっ!?
なんだ、なんだ………っ!
うあぁぁぁぁぁぁぁっ!?
変な叫び声を上げながら床に足をつく。
そして、深呼吸。

向こう側もそうだった。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
幻緑さん……
うっ………ね、姉ちゃん……助けて……っ!
な!お前、近づくな!
どう………して………?
こっちは匂いが……っ!
クンクン………うあっ!?
………おいっ………!
お前、からだが人間の頃から貧弱なんだ………。動くな………っ!
姉ちゃんだって………!
姉ちゃんも、体調が悪くて………いつもいじめられてた………。
いじめ………?



私は香草を漂わせながら話を聞いた。
……それは………
………俺のせい。俺が病気を運んできたから………っ、お姉ちゃんもからだが貧弱になって………、全部は俺のせいなんだよ………っ!
だから、俺は強力な肉体を持つために………鬼に………なった。
姉ちゃんはどうして………っ!
わたしは………あなたを守りたかったから………っ!
………ごめんなさい。
なんで謝るのっ!?
これは私が望んだ結果なの!
姉鬼は涙を流していた。
地面にポツポツと。
でも、死ねるなら………もう良いよね。
お姉ちゃん、来世でも会おうね。
……当たり前よ。
ねぇ、幻緑?
飛びっきり私を呼んだ声は優しかった。
私は葉風吹の技を解いた。

姉鬼は苦しそうに………でも人の顔のような優しそうな顔で微笑んだ。
俺たちを殺してくれないか………?
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
っ!
たしかに、あなたの言う事はあってた。
あの方に甘えてたのかも。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
でも、お前は強かったしそれに………
今さら情けはいらない。
さあ、殺して?
私は刀を持った。


こんなに悲しい姉弟はいるだろうか………。






なら、私は、苦しまない技を………
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
碧の呼吸・漆ノ型・木漏れ日
彼女らは死ぬ時、とっても微笑んで幸せそうに亡くなった。

すると、姉鬼は、私の手を掴んだ。

手に紙切れを握らせる。
役にたてるかしら?食物庫のありかよ。
アオイさんを助けてね。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
っ!?アオイを知ってるの?
え………え。
助けて………あげて………ね?
じゃあ………また………来世で友だちに………
なれたら………良いな………なんてね。
彼女は微笑んで消えた。

私は涙を流した。
なんで………こんなにいい人たちまで………っ!



私は目に闘志を宿らせた。





鬼舞辻無惨………許さない。
~~




merry Christmas!!!!