第2話
弐の巻 蝶屋敷
~あなたside~
私は、しのぶさん、カナヲちゃんに連れられて、皆さんが住む屋敷に連れていってくれた。
カナヲちゃんは、私とよく話してくれて大体の内容は理解できた。
とりあえず、私の両親は鬼に食べられてしまった事、鬼殺隊とは、その鬼を殺して人間の平和を守る政府非公認の組織であること。
そして、しのぶさんはその中でも階級が一番上の柱であること。
私はコクッと頷いた。
継子……?
弟子……か……。
私が弟子になって良いのかな……?
私は神埼さんに手招きされて、お風呂に向かった。
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アオイさんはとてもハキハキしていて、なんというか……キャリアウーマンって感じがする。
そして、外に出ていった。
私は服を脱ぎ始める。
腕と足には切り傷とかすり傷がたくさん。
鬼から逃げる時にできたものだ。
そして、私は傷がしみないようにお風呂に入った。
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私は洋服に着替えて外に出た。
お風呂には藤の花かな?が入っていて、とても居心地が良かった。
皆からめっちゃほめられる。
そこまでじゃ無いのになぁ……。
私は急いで蝶屋敷から飛び出した。
絶対に全集中の呼吸を手に入れてみせるんだから……っ!
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