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第43話

肆拾伍の巻~異変~
~あなたside~
私たちは夕食を楽しむ。

………気がかりなのはアオイ。
カナヲに「そっとしておこう。」と言われ、行かなかったけど、もしかしたらと思うと怖くて震えてしまう。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
ちょ、ちょっと私、トイレ行ってくるね!
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
うん。
私は席を立ちアオイの部屋の2階へ向かった。
バレないように暗い階段を進む。

音をたてないように。ソッと。

2階に着くとアオイの部屋から光がもれていた。
きっと、ここにいるんだ。

私はアオイの部屋の前に立ち、コンコンとノックをする。

いつもなら、「はいっ!」と元気な返事が返ってくる。


今回は例外だった。





……おとがしない。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
あ、アオイ、入るよ?
私は扉を開いた。






予測通りアオイはいなかった。

外にもれていた光は机の上に置く卓上スタンドの光だった。

消そうとすると、ふと机の上にある手紙を見つけた。

私は文字に目を落とす。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
えっ!?
そこには



『遺書』と堂々と書かれていた。
我妻 善逸
我妻 善逸
あなたちゃん?どうかしたの?
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
ふえっ!?善逸くん!?
我妻 善逸
我妻 善逸
あ、ごめん。
驚かしちゃって。
我妻 善逸
我妻 善逸
俺、トイレ行ったんだけどあなたちゃん、いなかったから、アオイちゃんの部屋かなって思って見てみたの。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
あ、なるほどね。
善逸くんはニコニコ微笑んでる。
逆に私は顔が青白くなる。

善逸くんは私の顔の異変に気づいたようだ。
我妻 善逸
我妻 善逸
ど、どうしたの?
元気無いの!?
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
ッ!善逸くん、これ、見て。
私は善逸くんに遺書を渡した。
瞳をみるみる大きくする。

そして、崩れ落ちた。
我妻 善逸
我妻 善逸
………嘘。
アオイちゃんが……?
アオイちゃんに限ってそんなこと………ッ!
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
……たぶん、アオイも限界だった。
そんな中、伊之助があんなことを……。
我妻 善逸
我妻 善逸
あぁぁぁぁぁぁぁあ!
伊之助ぇぇぇぇぇえ!
善逸くんは鼓膜が破れそうな勢いで発狂する。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
でも、こうなってからじゃ遅い。
きっと脱け出したんだよ。
私は遺書を机の上においた。
すると………
バァァァァンッ
我妻 善逸
我妻 善逸
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ!?
急に扉が開いた。
そこには、炭治郎とカナヲがいた。
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
……ここから鬼の匂いがする。
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
……どういうこと?
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
だいぶ薄まってるから、きっと10分前くらいにいた鬼だ。
そっか………。

鬼か………。





鬼………。










おに………。










鬼っ!?
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
炭治郎。それは本当なの?
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
ああ。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
どうしよう……!アオイが………ッ!
アオイが………ッ!
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
もしかして……
皆そろって顔を青白くする。
いつの間にか伊之助も来ていて、事の重大さに気づいたようだ。
鬼に………さらわれた………ッ?