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第48話

伍拾の巻~蝶屋敷~
~あなたside~
 私たちは暗がりの道を歩きながら蝶屋敷へ向かう。

すると、突然、蝶屋敷から悲鳴が聞こえた。




………もしかして!
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
蜜璃ちゃん………っ!
伊黒さん!
蜜璃ちゃんは刀を持ち相手を睨み付けていた。
伊黒さんは、蜜璃ちゃんに背中を預ける形で戦っている。

私の声に反応した鬼はニヤッと笑った。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
っ!あなたちゃん、逃げてっ!
今のあなたでは、この二匹は強すぎる……ッ!
伊黒 小芭内
伊黒 小芭内
幻緑、逃げろ。
何これ……。



周りには散らかったガラスの破片。
相手はニヤッと笑っている。

許せない……。

私とカナヲの師範の………形見なのに………ッ!





私はカッと目を見開いた。
冴木 (なまえ)
冴木 あなた
なんで……、なんで………っ!
カナヲも怒りでみちあふれている。
私とカナヲは一緒に刀をとった。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
お前の首は私の刃で斬る……ッ!
カナヲっ、行くよっ!
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
うん……!
私は前を向いた。
たぶん、あの人たちは、下弦の鬼。

でも、蜜璃ちゃんと伊黒さんが苦戦しているのが気になる。



うん?








もしかして………。
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
蜜璃ちゃん、伊黒、これ飲んだ?
机の上にあるのは私が飲んでいる飲み物。
これはしのぶさんが私のために特別に作ってくれた飲み物。

これを飲めば私は元気になる。

でも、違う人が飲むと体力は極限まで落ちる。効果は一時間だけど……。
伊黒 小芭内
伊黒 小芭内
飲んだ。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
もしかして、体力が落ちたのって……、これのせい?
蜜璃ちゃんは目を離した。
その隙に鬼が蜜璃ちゃんに向かって突進していく。
何目を離してるんだぁい?
俺がいること、覚えてる?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
あっ………!
幻緑 ((なまえ))
幻緑 (あなた)
蜜璃ちゃん、どいてっ!
私は鬼の腕を斬った。
鬼はなっと私を見る。

そして、確かめたら、なぜか恐怖で震え始めた。
お姉ちゃん、逃げろ。
コイツは………っ!
ちょっと、何してるの?
戦わないと意味は無いのよ!
さあ、食物庫には新しい食材も入ってるんだし。
とっとと帰るわよ。
殺すだけ殺して。
でも、姉ちゃん、コイツは………っ!
黙りなさいっ!
姉鬼は、手をつき出して手を開きギュッと握る。
弟の方は辛そうに首をさわる。
やめて………っ!
お姉ちゃ………んっ!
なら、殺すわよね?
殺す以外、選択肢は無いの。
………御意。
さあ覚悟しなさい。
碧柱の幻緑、栗花落カナヲ。
鬼は私たちに襲いかかってきた。