第17話
拾玖の巻 委員会
~あなたside~
むいくんとのおしゃべり、楽しかったなぁ!
また、喋りたい!
私は教室に入った途端、大絶叫。
なぜなら…………
風紀委員の下に私の名前が書かれていたからだ。
私は膝から脱力した。
マジかよ……。
こんなコトあって良いのっ!?
私、運悪すぎないっ!?
私は炭治郎の言葉を聞いて立ち上がった。
黒板の私のなまえの隣にはたしかに、「我妻善逸」の文字があった。
おおっ、マジかぁ……。
安心したあああ!
これで、知らない人だったら私、墓に入っていたと思う((
私はニコッと微笑んだ。
~~
そして、時が経ち放課後。
私と善逸くん以外、委員会に入っていなくて先に帰ってしまった。
ちなみに、風紀委員の先生は冨岡先生としのぶさんなんだ。
また、中学の方も来る。
むいくんも風紀委員みたい。
あー、なるほどぉ……。
……いや、うちらじゃんっ!?
むいくんが、善逸くんを注意する。
すると、善逸くんが「はあっ!?」となり、ケンカを始めた。
でも、冨岡先生はそんなことを気にせずに、善逸くんとむいくん以外の皆に、説明を始めた。
~1時間後~
皆、下校し始めた中、善逸くんとむいくんはまだ戦っていた。
私はとうとう声を上げた。
こんなんだったら力ずくでっ!って言いたいところだけど、それは止めておこう()
予想の斜め上をいった答えだ。
すると、そのあと、善逸くんは一言一句間違えないで、冨岡先生が言ってたこととしのぶさんが、言ってたことを話した。
あ……。
すっかり忘れてた()
私たちはむいくんを見送り、先生からの指示のもと見回りを始めた。
それにしても、むいくんと善逸くんって仲悪すぎない?
~~
