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第74話

74
中王区裏口
言の葉党
言の葉党
何だ貴様ら!!
早苗(さなえ)
早苗(さなえ)
だから、今そちらにいる中王区の住民の体調を知るために
寂雷先生が往診するって決めてあるんです。
だから開けてください。
言の葉党
言の葉党
そんなこと言われてもな……
『緊急事態  サーバーがシャットダウン ただちに復旧させよ。』
言の葉党
言の葉党
やばいな…それにいかなくては!!
言の葉党の人が去っていく。
早苗(さなえ)
早苗(さなえ)
さーていきましょうか…
助かったよ、琴奈。
琴奈(ことな)
琴奈(ことな)
いえいえ、でもタイムリミットは一時間。
それしか私は持てません。
左馬刻さん、寂雷先生、早苗。
後は頼みましたよ。
中王区言の葉党の服装をしている早苗、
いつもの格好の寂雷先生。
そして医師の服を着た眼鏡をかけている左馬刻。
銃兎
銃兎
…違和感なさすぎるぞ、左馬刻。
左馬刻
左馬刻
うるせぇな…
あなたを助けるためにはこうしかねえんだよ…
銃兎、理鶯、琴奈は外で待機。
パソコンで時間を稼ぐ。
寂雷
寂雷
入りましょうか。
左馬刻チームたちは中へと入って行った。















貴方
貴方
いつになったら停電治るんだろう……
長いこといる気分だけど、復旧するとがなかった。





何にもないな……
ガチャガチャ
貴方
貴方
へ!?
誰!?
扉からガチャガチャ音が聞こえる。





あたしは中から鍵をしたため、誰かが開けようとしている。
貴方
貴方
ちょっと待ってよ…
怖すぎるでしょ…
ドンッドンッ‼︎
今度は扉を叩き始める。
貴方
貴方
えええええ!?
なによこれ……
あたしは近くにあった傘を持った。
ドンッ!!!
貴方
貴方
いやーーーー!!!
怖いーー!!!!
扉が壊れ、あたしは隅に丸くなった。





















??
??
おい!!
あなた!!
貴方
貴方
え…?
誰かに声をかけられた。




















左馬刻
左馬刻
おい!!
あなた!!
左馬刻さんがいた。





あれ、でもなんか違う…






変装してるしメガネかけてるし……





本当に左馬刻さん…?


貴方
貴方
…??
左馬刻
左馬刻
お前…もしかして洗脳されてるのか!?
貴方
貴方
………いや、されてないですけど…誰?
左馬刻
左馬刻
……やっぱり洗脳されてんのか!!
貴方
貴方
…ちょっと待って確認させて。
あたしたちの初デートは??
左馬刻
左馬刻
アクセサリーショップ行って、ブレスレット買った。
貴方
貴方
…あたしの苦手なものは?
左馬刻
左馬刻
飲み薬。
貴方
貴方
お互いしか知らないことは?
左馬刻
左馬刻
あなたは最近軟骨にピアス開け始めて、俺が消毒するとものすごく可愛い声でやだって…
貴方
貴方
待ってえええええ!!!
それ以上言わないで!!!
左馬刻
左馬刻
言えって言ったのお前だろ。
貴方
貴方
いやそうだけ…
ギュッ
左馬刻
左馬刻
本当に洗脳されてねえな……よかった。
貴方
貴方
うん、あたしも左馬刻さんが無事でよかった……
左馬刻
左馬刻
チヨダ・ディビジョンも無事だから……
お前がこっちに行くから……本当にバカだな…
貴方
貴方
ごめんなさい…
みんなに迷惑かけたくなかった。
左馬刻さんに抱きしめられた腕は強かった。





でも大好き。






左馬刻さんは落ち着く。
左馬刻
左馬刻
時間がねえな…
早く出るぞ。
貴方
貴方
…え!?
今から出るの!?
左馬刻
左馬刻
今琴奈が時間稼いでる。
…琴奈、こっちは大丈夫だ。
あなたが見つかった。
琴奈(ことな)
琴奈(ことな)
『分かりました。今から裏口まで来てください。あなたは無事ですか?』
無線で琴奈と左馬刻さんが繋がっている。
貴方
貴方
無事だよ、琴奈。
琴奈(ことな)
琴奈(ことな)
『よかったです。早苗と寂雷先生には伝えてあります。早く裏口へ寂雷先生と早苗と合流してください。』
左馬刻
左馬刻
…行くか。
貴方
貴方
はい。
左馬刻さんはあたしの腕を引っ張り、部屋の外へ出た。
























合歓
合歓
………どこへ行くんです。
貴方
貴方
!?
左馬刻
左馬刻
合歓!!
合歓ちゃんが廊下で立っていた。
合歓
合歓
…あなたさん、ここで許されると思っているのですか。
貴方
貴方
合歓ちゃん、ごめんなさい。
あたしは行かなきゃいけないの…
だから……
左馬刻
左馬刻
合歓………
合歓
合歓
…私は何も見てませんから。
貴方
貴方
…ありがとう。
左馬刻
左馬刻
……っ。
行くぞ。
合歓
合歓
……
左馬刻さんは再びあたしの腕を引っ張り、走ろうとする。
すれ違う瞬間
合歓
合歓
お兄ちゃん、幸せにね……
会えて良かったよ……
左馬刻
左馬刻
!?
左馬刻さんは足を止めた。
左馬刻
左馬刻
合歓…!!
お前も…!!
合歓
合歓
…私は帰ることができません。
まだ…洗脳が解けないから…
だから…お兄ちゃんは早くあなたちゃんといって…!!
貴方
貴方
合歓ちゃん…!!
合歓
合歓
あなたちゃん、ありがとう。
お兄ちゃんをよろしくね。
左馬刻
左馬刻
……行くぞ。
左馬刻さんはあたしの腕を引っ張り走り始めた。








貴方
貴方
…いいの?
左馬刻
左馬刻
…また助けにこりゃいいだろ…
あいつが元気ならそれでいい。



















合歓
合歓
お兄ちゃん、あなたちゃん。
幸せにね……
合歓は涙を流し、歩いて行った。