次の日
大学
そんなことを大学生の人たちが話してるとき
当の本人は疲れ切ってる顔をしていた。
あなたは左馬刻のことについて話した。
あなたは課題を出しに行った。
次の日
ラップバトル会場
不思議に思っているあなた。
無花果が、後ろにいた。
そんなことを話して、その後には
一郎が来た。
あなたは辺りを見渡し、誰もいないことを確認した。
そういって一郎はさっていった。
左馬刻サイド
一郎に呼び止められ、あなたのことで勝負をかけることに。
…まあ、勝ち目はねえんだよな…
俺は本気であいつに惚れてる。
だから負けられねえよ。
あなた…俺はお前のこと本気で好きだ。
合歓以上に好きになったやつは本気でいねえからな。
ぜってー優勝してやる。
俺はステージの裏口に立った。
あなたの仕切った声が聞こえる。
俺は負けねえからな。
あなたのためにもな。
ラップバトル中
貴方サイド
やばいなぁ…
二郎、三郎はダウン。
ましてや銃兎さんも理鶯さんもダウン。
しかも…攻撃力がどっちも増してる。
かなりダメージも喰らってる。
そうして一郎が攻撃をすると
ドンっ!!!
ステージの壁までぶつかり、左馬刻さんは倒れた。
左馬刻さんがびくともしない…
次々カウントしていくあたし。
胸が締め付けられる…
左馬刻さん…‼︎
お願い…‼︎
立って…‼︎‼︎
願いながらカウントを進めていくと
左馬刻さんが立ち上がった。
あぁ、よかったぁ……
ホッとしてしまった…
そういってあたしに舌を出して、中指を立てた。
観客席が盛り上がる。
…本当に恐ろしいな、左馬刻さんは…
そういうと、観客がさらに盛り上がってくる。
そういって、左馬刻さんが攻撃をする。
ドンッ!!!!
凄まじい攻撃力。
それに耐えれなくて、一郎が倒れた。
カウントが段々迫ってくる
一郎はダウンした。
そうして、試合が終了した。
観客席も盛り上がり、今回のラップバトルは終わった。
ラップバトル終了後
貴方サイド
あたしは口調を変えて控え室に向かうことにした。
控え室
これはなんだ…??
机に置かれていたのは
カードキー。
あとメモがあった。
メモには住所が書かれていた。
今の時刻は午後の7時。
ここに向えってこと…?
そう遠くないか…
あたしは着替え、荷物を持ち、移動することになった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。