第46話

46
1,643
2020/09/03 07:55
早苗(さなえ)
早苗(さなえ)
あなた、ここは二手に分かれよう。
このままじゃ巻き込んじゃう。
貴方
貴方
た、確かに…
早苗、無事に帰ろうね。
あたしたちは手を握り、二手に分かれて逃げることに。
…なにこれ、なんか別れの時みたいになってた←
あたしはとりあえず一番でかいプールに行くことに。






ここだったら左馬刻さん見つけないだろうな…







流れるプールみたいだから…





きっと大丈夫!!





あたしはそのプールに入った。
貴方
貴方
やばい……人が少ないな…
このままじゃバレる…
とりあえず左馬刻さんはいないな…
そんなこと思いながらも、何か視線を感じる。
左馬刻サイド
左馬刻
左馬刻
あいつ…逃げるのはえーな…
あいつがなんでプールの名前まで分かったかと言うと






前に言ってたからだ。
貴方
貴方
左馬刻さん、あたしこのプール今度行ってきます。
左馬刻
左馬刻
あ??
誰と行くんだよ。
貴方
貴方
早苗たちと!!
そんな会話をしていて、俺は行くなと言った。







あなたの水着姿なんて俺が最初に見たかったからだ。







なのに勝手に行きやがって…
そんなことを思いながらもあなたを探すと





人が少ないプールにいた。




すぐに発見できる。







分かりやすいからな。





ビキニだからよ…





余計に目立つっていうか…







あなたが通るたびにじっと見てやがるのがムカつく。






ただ…






近くであなたを見てる奴がおる。







早くあなたを捕まえねーとな…
サイド終わり
貴方
貴方
…なんか怖いな…
左馬刻さんがいつも隣にいたから変な感じ。









一人でいるのってこんなに違和感あるんだ。







早苗もいないし、変な感じ。






なんか視線感じるし…






そんなことを考えていたら…
ギュッ




















左馬刻
左馬刻
…やっと捕まえたぜ。
左馬刻さんが後ろから抱きしめていた。
貴方
貴方
え!?///
左馬刻さん!?///
左馬刻
左馬刻
テメェ……俺が行くなって言ったのによ…
置き手紙置いて行きやがって…
貴方
貴方
ごごごめんなさい!!!
だって結局断れなくて……
あたしは逃げようとするが、力が強くて逃げれなかった。
左馬刻
左馬刻
お前なぁ…
男に見られてんのがどれだけ嫌かわかってねえのか…
さっきまでずっと狙って奴いたしよ…
だから視線が気になったのか…
貴方
貴方
…ごめんなさい。
左馬刻
左馬刻
行くんだったら俺を誘え。そうしないと変な虫寄ってくる。
貴方
貴方
??
左馬刻
左馬刻
…ま、今は二人で楽しむか。
貴方
貴方
え??
でも大学の友達が…
左馬刻
左馬刻
それならもう他の奴らとつるんでたからよ。
俺と銃兎が一言言っておいたぜ。
だから…
チュッ
貴方
貴方
!?///
あたしは左馬刻さんにキスをされ…
左馬刻
左馬刻
2人で楽しもーぜ。
左馬刻さんはそう言った。
左馬刻
左馬刻
水着なんて俺様が選ぶのによ…
けど…俺好みだなぁ…
誰が選んだ??
貴方
貴方
早苗です。
これの方が似合うからって…
左馬刻
左馬刻
…あいつもわかってんな…
左馬刻さんはずっとあたしに抱きついたまま泳いでいる。
貴方
貴方
左馬刻さん……
離れないと恥ずかしい…///
左馬刻
左馬刻
あ??
見せつけてるからいいだろーが。
そういってずーっと離してくれませんでした。




ーーーーーーおまけーーーーーー
早苗(さなえ)
早苗(さなえ)
あなたー……
貴方
貴方
あれ、早苗も捕まってたの??
早苗は銃兎さんに抱きしめられながら泳いでいた。
銃兎
銃兎
この子は大変でしたよ…
暴れるから。
左馬刻
左馬刻
あ??
こいつは呆気なかったぞ。
銃兎
銃兎
この後どうする??
左馬刻
左馬刻
もう少し泳いでから帰るか。
まあ、お前らがなにかやりたいのであれば任せるぜ。
銃兎
銃兎
そうですね。
言いたいこともたくさんありますが…
貴方
貴方
もう離してよ……
早苗(さなえ)
早苗(さなえ)
もう逃げないから…
左馬刻
左馬刻
ぜってーやだ。
銃兎
銃兎
絶対逃げるだろ。
貴方
貴方
…ごめんなさい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大人エピソードいきます。
次の話はなににするか決めてあるのでまた更新します。

プリ小説オーディオドラマ