部屋にて
あたしは風呂から出てきた.
明かりも復旧したようで。
何よりです。
電気が明るいけど
外はほんとに雨がひどい。
早苗とかは大丈夫かな…
電話かけたいけど、もしかしたらみんなお取り込み中かも…←
あたしはバスローブに着替えて、シャワー室から出る。
壁 貴方 左馬刻 簓 窓
一郎 空劫 寂雷
扉
部屋はこんな感じで寝ることに。
そういって左馬刻さんはあたしをあぐらの上に座らせる。
そういって左馬刻さんはあたしの頭を撫でてくれる。
そうやってあたしにキスをしようとするが…
ゴロゴロ…
ピカッ‼︎‼︎
雷怖いよ……
とりあえずみんなは布団に入り、寝ることにした.
けれど…
雷が怖すぎて寝れない。
みんなは疲れているから寝ていると思うけど…
あたしは全く寝れません。
みんな間隔開けて寝てるし、スースー寝息が聞こえるから寝ているんだろうね。
雷怖くないのかな…
ゴロゴロ……
光るし音怖いし…
前に雷嫌いが発覚してから、左馬刻さんは抱きしめて頭撫でてくれる。
今回は間隔が空いてて左馬刻さんと離れてる。
1人で寝るのが普通なんだけど、
恋人になってからは、左馬刻さんが隣にいなきゃ不安になっちゃう。
そんな風になってたんだ。
あたしは布団を左馬刻さんの布団と隣り合わせにして間隔をなくした。
あたしは布団の中に入った。
これならまだ落ち着くかもしれない…
左馬刻さんがちいさな声であたしに声をかけた
左馬刻サイド
明かりを消して、全員自分の布団の中に入った。
だが、雷は収まらない。
あなたが雷嫌いなのは知ってるが、間隔が離れている。
いつもみてえに抱きしめて寝たいが、あいつ寝ているかどうかわからねえな……
これで起こしたらまた寝てなくなりそうだな。
すると
あなたは、布団を俺の隣にくっつけた。
こいつ……寝てなかったのか。
つか、俺のほうにくっつけてくるなんて可愛すぎだろ…
よっぽど雷がこえーんだな。
前に雷が落ちてた時
びっくりしすぎて布団の中に潜ってたからな。
守ってやりてえくらい。
だから俺はあいつのこと本気で愛してるから。
俺が声をかけると
少し驚いていた。
あなたは少し泣いていた。
あなたは俺の布団の中に入ってきた。
ほら、あいつは寝ている時に俺がいねえと無理なんだよ。
あー…やっぱり可愛いな。
俺はあなたを抱きしめ、頭を撫でる。
チュッ
俺はあなたと触れるだけのキスをして寝た。
ほんと可愛い寝顔。
あなたが安心して寝ているなら、ほんとに良かった。
俺も眠りについた。
次の日
パシャ
外を見てみると、すっかり晴れていた。
朝から全員に囲まれて大騒ぎだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。