壱馬side
家に入れたはいいもの、
ソファで寝ちゃってます。←
もうぐっすり。
パーカーのフードなんか被っちゃって。
腕は萌え袖だし。
とりあえず、ベッドにあなたを運んだ。
こいつ、軽すぎひんか⁇
ちゃんと食べてるのか心配になるわ。
シングルベッドに2人…←
うん。頑張ろ。←
夜も深くなったので、喉のケアして、歯磨きして…
俺も寝る事にした。
そんな時…
なんとなんとあなたのスマホにNAOTOさんからの着信が。
一応出てみる事に。
すんごいでっかい声でびっくりしたNAOTOさん。
耳ギンギンします。←
今まであった事を全て話した。
するとNAOTOさんは…
本当あなたは愛されてるな、って。
NAOTOさんは臣さんみたいに、妹の様に可愛がってて。
すごいなぁ、って。
なぜ俺が心配されるのか理解ができなかった俺に、NAOTOさんは説明してくれた。
あぁ、そういう事ですね。
後輩思いのNAOTOさん。
本当頼りになります。
電話が切れた後、俺は寝室へ向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。