壱馬side
ストーカーの件があるし、家待ち伏せされてるし。
俺ん家泊めるかぁ…。
いやいやあなたも充分広いですよ?←
そのまま脱衣室に向かったあなた。
鈍感な部分があるあなた。
………抵抗ないのすげぇ…
普通なら、抵抗があるでしょ。
でも貸さない訳にはいかないし。
とりあえず、パーカーとジーパンを脱衣場に置いといた。
あなたもそこまで小さくないし。
確か162くらいだったはず…←
あなたが出るまでスマホをいじっている。
そういえば、たっくんに教えてもらったゲームやってみよ。
そんなこんな時間を潰していると、
サイズでかすぎたか…//
パーカーがだぼだぼてジーパンを履いていない。
ダメだ、これ……////
風呂入ってくるわ!と逃げるように脱衣場へ向かった。
好きな人と一つ屋根の下。
理性保てるか心配です。←
いろんなことあったなぁ、今日。
陸さんと北人とボイトレして。
雑誌の撮影で。
久しぶりにクランプやって。
あなたが泣いて、ストーカーから逃げて。
いつもより倍疲れたかも、w
風呂から出ると、ソファに座ってスマホをいじるあなた。
……何あいつ。可愛すぎるわ。←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。