先に1話見てくださいね?
私が小学生の時に親に強請って飼って貰った犬が私の初めての異種の友達でした!
名前は毛色に因んで付けたのですがブリーダーさんから家に連れて帰るまでの間に貴方は(名前)だよ、と言っていました。今思うと恥ずかしいのですが。
それでいざ名前を決める時に家族全員が名前の候補を考えていてその名前に犬が1番反応した名前にしようとの事で、私が名前を呼んだら
と鳴いたので私が吹き込んだ()名前になりました。
なんで小さな神様にしたのかをちょっと説明させて下さい。
生きてる時は来世は人間だねってくらいお利口だったんですが、天国に行ってからはお母さんが今頃神様だよと言っていたから小さな神様という事にしてください!
すごく小さくて2ヶ月位の時に引き取ったのかなと思います。
最初はホント唐揚げみたいで色が濃いレッドだったんです。
徐々に色が抜けて最終的にはアプリコットよりはちょっと濃いかな?位の薄い色になりました。
すっごく可愛くてぬいぐるみと勘違いされた事もあります。
小さい時はドッグランとか周りに無くて、最後の1年くらいしかドッグランに連れては行けなかったけれど新しい顔が見れたようで嬉しかったです。
おやつも沢山色んなの食べさせて…
最後にトイレ変えたのも、手作りご飯上げたのも、薬を上げたのも私なんてちょっとあんまりだ!って気持ちもちょっとあります。
このコロナの中で家に1年帰れなくて、実家に居たから運がいいんだと思います。
コロナがなければ早期に異常に気付くことも多分無かったんじゃないかなと思って、そこは自分を誇りに思います。
ブロッコリーとササミのゆで汁スープだったと思います。
どうしても立ちたかったのか、深夜病院のお医者さんがもう体力が無いと言われていたのに、体を起こして倒れたりが1回だけありました。
ホント泣きますね、色々連れ回してよかったです。ドッグラン、公園、まだまだ行きたかった。
介護も無しに急に天国に行きました。薬もおやつのように食べるし、手が掛かりませんでした。
可愛くて可愛くて、好きです。写真も動画も録音もサークルも残ってます。
その小さな神様はお母さんの傍にいて欲しいです。
お母さんが多分1番小さな神様が好きだと思います。私も好きですし、沢山遊んだりおやつを喉に詰まらせていた時に引っこ抜いて助けたりしましたが基礎の基礎を組んだのはお母さんです。
いい子の育てたのはお母さんだから小さな神様にはお母さんのそばにいて欲しいです。
またもふもふしたいよ。
柴犬の毛を触りましたが、あのもふもふとは違うもふもふなので違うんだなと実感しました。
お医者さんもやな人だなぁ…私が小さな神様を撫でた時に心拍数が上がってますとか言わないでよ。泣くに決まってるじゃん…、やめてよ。
この物語の表紙の絵の子はその小さな神様を友達に見てもらって描いてもらった絵です。可愛いでしょ?
私が二階にいる時に誰かいないの?って
鳴く声を録音してあるからなんか私が泣きそうになります。
楽しい話をしようと思ってたのに先に辛い方を話す事になってすみません。
小さな神様は最後に痙攣になって私がそれに気付いて深夜に病院に行き注射を3本ほど打ち、点滴を貰って家に帰りました。
それでお母さんが看取りました。私は寝なさいと言われて2階に行きましたが寝れるわけないですよね(苦笑)
LINEで6時くらいに
って言われた時は、何となく察してはいましたが病院に行って点滴を交換して貰うのかなとか別のことを考えてましたが無駄でした。
私は人の遺体を見たり触るのが凄く怖くてお葬式では早く帰りたい気持ちで沢山で、おじいちゃんを触ってあげてと言われてもどうしても出来ませんでした。
でも小さな神様には触れました。もふもふでした。固くて冷たくて、でももふもふで。
死後硬直してるのはもう分かりました。
小さな神様は顔を見せないで背を向けていたので目が空いてるか閉じてるのかは私には分かりません。
その後の病院も火葬も私は行けませんでした。私も飼い主なのに責任あるのに行けなくてごめんなさい。
でも酷いこと言いますが深夜の病院で小さな神様が頑張ってる姿をちゃんと逃げないで見た事が私に出来る精一杯でした。
ちゃんと頭をわしわし撫でることしか出来なかった。
命って重くて、こんなに死に涙を流せる動物いたんだなって。
私は卒業式やコンクールで金をとっても偽の涙しか流したことが無い人間ですから驚きました。
自分のことより他人の事で泣くことが多い気がします。累計で言うと違うかもですが(( *´艸`))
命って凄いんですよ。優しくなれて、凄いんです。
そして犬と過ごすのが私の人生の一部になりました。だから私は犬をまた飼います。
トイプードルは小さな神様だけで充分だからもう飼いません。
絶対忘れない。データが消えてもずっと心に残るよ。
顔を忘れても声を忘れても存在は覚えてるよ。
ウワアアァァ 三三(ノ இωஇ)ノ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!