帰り道。
前の関係に戻った二人。
弘「へぇ…。香奈も好きな人か」
あなた「うん。香奈、次の恋に向かって頑張ってる。応援しないと。」
急に路地から自転車が。
自転車は急ブレーキを掛ける。
自転車の男「すみません」
弘「いえ。怪我ないので」
あなた「…」
自転車はいってしまった。
弘「あなた?大丈夫か?」
あなた「え…あ…。大丈夫…
ちょ…っとフラッシュバックしただけ…」
言ってなかったが、あの事故以来、急ブレーキの音に敏感というか、苦手になってしまった。
弘「これからは大丈夫だ。
俺がいるから安心しろ!
今度は俺が命を懸けて、あなたを守るから。」
あなた「うん!お願いね!」
弘「おう!」
そして、家についたんだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。