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第2話

258
2019/02/22 12:59



👩[あなたさんの席は、一番後ろのあそこよ]








『あなたがまた隣か...やっぱり俺らって運命?笑』





「は?運命でもなんでもないから」

「てか、もう喋りかけてくんな。 気持ち悪い。」









はぁ..... 。アイツと同じ学校ってだけでも最悪なのに席も隣とかほんっと最悪



そう、私はジョンハンが大っ嫌いだ。
小さい頃家がたまたま隣同士だった事からよく一緒に遊んでいた。



ここだけ聞いたら普通の話だが私はジョンハンにいつもこき使われていた。


わがままで乱暴なジョンハンの世話係だったのだ。



あー、もう私ってなんて可哀想。今、あの時のことを思い出しただけでもイライラしてくる。









『また、よろしくな?あなたちゃん♡』




「...チッ」




『おい、今なんか聞こえましたけどー?』




「は?聞き間違えじゃないですかー?笑」








👩[ちょっと、そこの2人、まだHR中よ?静かにしなさい!]










転校初日まで、ジョンハンのせいで飛んだとばっちりにあってしまった




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