次の日。
そんなことを思って登校していると
何故か自分の席が占領されていた。
見たことがある後ろ姿に、私は何故か納得した。
坂田くんの親友うらたぬきくん。
突然でてきた坂田くんに、私の心ははねあがった。
好きな人が、私に向かって話しかけている。
なんて素敵な朝だろう。
うらたくんは図抜けて強い。
そう簡単に勝てる相手ではない。
私は苦笑いしながら、その人たちを呼びに行った。
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そうして集めてきた4人が、私の家に集結した。
あと、うらたくんと坂田くんも…
私がそうツッコムと、後ろから三人ぶんの怨念(のようなもの)を感じた。
私が呼んだマリ◯の達人たちはご存知さとみところんと千芽ちゃん。
それから、すとぷりの間でマリ◯がめちゃくちゃうまいとされるるぅとくんを呼んできた。
…カオスになる気がする。
私が笑いかけると、後ろからまたにらまれる。
…これ近所迷惑で訴えられそう…
そう思いながら私は麦茶を用意するのだった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。