第46話

#42
2,034
2019/02/06 13:38
あなたside
一ノ瀬先生
二宮さん、まずエコーしましょう。
その後に精密検査をしてもらおうと思います。あの、検査入院という形で1日だけ入院して欲しいのですが…
あなた

後でマネージャーに聞きますね。
ここに寝ればいいんですよね?

一ノ瀬先生
はい。ジェルで少しお腹が冷たいかもしれません。
あなた

あ、はい。


やっぱり、何かあるんだ…。



そう思ってると、先生が険しい顔に。
あなた

何か…ありますか?

一ノ瀬先生
あ、いや。大丈夫です。
また、後ほど精密検査の結果の時にお話しますから。


どんどん不安が募ってくる。



少し和とかに相談すれば良かったのかな



とか思っちゃう。



でも、和に話したらまた迷惑かけちゃうから。
一ノ瀬先生
はい、もう良いですよ。
宮咲さん、617号室に連れてってあげて。
宮咲
はい。二宮さん、初めまして。看護師の宮咲です。では、お連れしますね。
あなた

はい、宜しくお願いします。

それから、少し歩くと



別棟のような特別室に案内された。

宮咲
ここは一般の方は入院されないので、安心してお部屋から出てくださって大丈夫ですからね。
あなた

はい、ありがとうございます。

宮咲
もう、夜なので明日の朝から精密検査を行っていきますとの事なので、ゆっくり休んでくださいね?では、失礼します。


と、言って宮咲さんは出ていってしまったけど、



ほんとに寂しい場所。



思い出したくも無かったけど、前と同じ病室。




あぁ、ほんとに戻ってきちゃったんだなって



実感しちゃう。
あなた

ヒクッ、、泣きたく、ヒクッ、無かったのに…



いつもなら、眉をひそめた和が



「どーしたの?」って背中をさすってくれる。



メンバーのみんなが心配してくれる。



でも、今は、甘えちゃダメ。



自分で解決出来るところまでは。

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