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奥「 じゃんけんを開催します! 」
…じゃんけん、?
あ、てっきり殴り合いみたいになるものかと、
奥「 それでは両者のリーダーは前へお願いします、 」
…あれ、え、なんかグループの中でも、
リーダーっぽくない2人…
そんなこと言うたら、殴られるかも…
小「 最初はグー ! 」
和「 じゃんけんぽん!!!! 」
小島 👊 、大橋 ✌️
小「 やったああっ!! 勝ったで!!
俺久しぶりにじゃんけん勝ったかもしらん 」
なんか思ってたんと違うって言うか、
なんか楽しそう??
和「 わぁー、みんなごめんなあ、」
奥「 それでは松田あなたさんは壇上に
上がってください 」
ああ、行かなきゃ…
奥「 1年6組松田あなたさん、
貴方を浪花第一学園生徒会 善団体に
加入する事を認証します。 」
私、私、ほんとに入るんだ…
チラッと善団体の方を見ると、
小「 これからよろしくなあっ!! 」
佐「 ていうか、歴代生徒会で女子メンバーは
初じゃないですか? 」
末「 そもそもこの学校、女子おらんからな 」
え、嘘。
気にしてなかったけど、確かに見渡す限り
屈強な男たちばかり…!?
正「 大丈夫、俺たちがおるから、
さ、」
と、手を引いてくれるイケメン。
奥「 浪速団史の皆さん、
次に指名する方を選んでください 」
西「 今年は誰もとりません。」
岡「 おおっとぉ、浪速団史今年の加入は無し! 」
奥「 承知致しました、それではこれにて始業式を
終わります。解散。」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。