第6話

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2020/12/02 03:02





奥「 あなた様、少しお時間大丈夫ですか? 」


『 あ、はい… 』


司会してた2年生なのに、後輩に様付けって
なんか申し訳ないな…


奥「 あなた様、唯一の女の子なので寮を
他のメンバーの方とお分けする事も… 」


末「 あ、大丈夫、ありがとう奥村くん 」


え、え、まってまずここ寮制なの!?


奥「 いえいえ、それではあなた様、誠也様
失礼致します 」


『 あ、いや、まって… 』


末「 ほら、行くで 」


『 え、ちょ、待ってよ! 』


福「 君、あなたちゃん言うねんな 」


小「 よろしく、あなたちゃんっ 」


『 よろしく…お願いします 、』


いや、先輩、距離近い、


正「 大晴、リーダー引いてるやん 、
ほんまごめんなぁ 」


『 いや、全然大丈夫です、、』


なにこれなにこれ、関西一不良校って
こんなもんなん、これはまだ隠してるだけなのか
そりゃそうだよね、今日入学したての私に
そんなすぐ心を開くわけなんか…


佐「 そうや!あなたちゃん、
今日入学したばっかりやし、
皆で校内探検しませんか!? 」


福「 ええやん!それ!なぁあなたちゃん! 」


『 え、あ、はい 』


正「 だから、困って… 」


小「 よし!そうと決まれば出発や!! 」


草「 正門が1番振り回されてるやん、笑 」


『 へへ っ、』


思った以上に賑やかで思わず笑い声が
盛れてしまった。


と思ったのもつかの間、視線は全てこっちに
向けられて謎の沈黙が流れてる、
えなんなん、笑ったらあかんルールとかあるん、


末「 今、笑った、?」




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