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2020/12/17

第15話

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末「 それは… 」









今日、初めて会ってなんにも知らないはずの
私を選んだのはなんで?


もっと優秀な人はいたと思うし、私じゃ
使い物にならない事もいっぱいあるし
絶対私じゃなくても良かったはず。





末「 秘密。」



『 え、それは、』



末「 まあ、分かる時に分かるわ 」



『 それ質問に答えれてない〜 』



末「 ほら、俺もう眠いから行くで 」




グイグイと腕を引っ張られ、奥から2個目の
部屋の前。



末「 なんか部屋に取りに行きたいものある? 」



『 ああ…充電器 』



末「 ん、俺先入ってるから取ったら来て 」



不意に離された手がまた夜の空気に冷やされていく
気がした。


1番奥の部屋、自分の部屋に入るとベッドは
無いものの十分すぎる部屋だった。



『 こんなん1人で過ごすには勿体なすぎる… 』



綺麗なテーブルにクローゼット。
フローリングにはホコリひとつ落ちてない。
挙句の果てにはドレッサーまでついている。


『 あ…なにこれ、』



ドレッサーの横の1番上の引き出しを開けると
キラリと光る宝石のような物が入っていた。

壊したらいけないと思って、見なかったことにする。


充電器だけ家から持ってきた荷物の中から
引っ張り出して、末澤くんの部屋をノックする


末「 入ってええよって、」


ドアを開けると末澤くんはもう既に
布団の中に入っていた。


『 お邪魔します〜 』


末「 自分の家やねんから笑 」


『 いやでも、末澤くんの部屋やし』


末「 ほんまにそんな畏まらんでもええよ、
これからずっと関わってくんやから 」


いつもはちょっとぶっきらぼうな物言いだけど
なんか今のは柔らかかった。


『 ありがと、』


末「 ん、おいで 」


何の躊躇もなく腕を広げられて、
本当ならたじろぐところなんだろうけど、
もう慣れてきてんのかな。

なんのためらいもなくその腕の中に入った。



『 狭く、ない? 』


末「 ちょっと狭いかも。うそ、全然狭ない 」


末澤くんの一言一言にいちいち反応してしまい
1人顔を赤くしてるのをバレたくなくて、
目を合わせないように布団にくるまった。





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