無料スマホ夢小説ならプリ小説 byGMO

5
2021/09/23

第13話

Diaryー13ー
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
失礼します…

良かったぁ。
誰もいない…

私がいつの間にか止めてしまっていた息をしようと大きく息を吸い込んだ時、たった今入ってきたドアが開いた。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ひゃあ!

うわ、我ながら間抜けな声。

案の定翔くんはびっくりして目を見開いている。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃん…?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
びっ、くりしたぁ。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
ご、ごめん
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
あ、えっと翔くんのせいじゃないから…!

それだけ言って目を逸らし、翔くんから離れようとしたその時、腕を掴まれた。

うわ、なんかデジャブ…?
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃん、待って。

真剣な声に思わず立ち止まってしまう。

振り返ると翔くんは声通りの真剣な眼差しで私を見つめていた。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
翔くん、早く準備しないと…ね?
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
俺の話が先。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
え?

なんかいつもより強引…

なんか気に触ることしちゃったかな?

……心当たりありまくりなんですけど。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃん、俺の事今日1日避けてたでしょ?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
そんな事…!

あり、ます。

そんな事ありまくりです。


でも言えるわけないじゃん!

太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
嘘ついてる。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ついてなんかない…よ。

ついてます。

めちゃめちゃ嘘ついてます。


だから言えないんだって!
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
ほんとに?

吸い込むような、見透すような翔くんの目を見ているうちに、私は無意識に言ってしまっていた。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
嘘…ついて、ます。

ハッとする。

ヤバい、言っちゃった…!

翔くんは満足そうに笑った。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
お見通しだよ。
何で?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
えっと…やっぱり嘘なんてついてないって…!
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
俺には言えない事なの?
翔くんは首を傾げる。

うっ、心臓に悪い…
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
そうじゃないけど…

思わず言い淀んでしまったその時、司書の先生が入ってきた。
先生
あれー?
いたの。
いたならちょうど良かったわー。
準備してくれるかな?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
あ、はい!

私が勢いよく返事をすると、翔くんは不服そうな顔をしながらも、ホワイトボードを出し始めた。

太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃん、今日一緒に帰ろ。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
えっと…
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
これ、決定事項だから。

やっぱり今日の翔くんはちょっとおかしい。

もしかして拗ねてる…?

そう考えると口角が自然と上がって、愛おしくてたまらなくなった。

人を好きになるって、不安で怖くて、分からないことだらけだけど。


私、初恋が翔くんで良かった。

いつか言えるといいな。

私は気持ちがふわふわしたまま、委員会の準備を進めた。








作者
作者
作者深夜に書いているので、いつもと感じが違うかもしれませんが悪しからず。
なんか、翔のキャラ変わった気がしています。