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2021/09/13

第12話

Diaryー12ー
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
最悪だ…

学校へ着いた私は、とんでもない事実に気がついた。


芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
今日、図書室の貸し出し当番だ…しかも委員会もある…

うちの学校は、定期的にクラス単位で図書室の貸し出し当番が回ってくる。

そして、1週間〜2週間に1回、委員会も。

委員長、副委員長は、早めに行って今日の議題やホワイトボードの準備をしなければならない…つまり、めちゃめちゃ翔くんと一緒にいなければ行けないわけで。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ツイてないなぁ。
そっと溜め息をついた時、よりにもよって1番会いたくない人に声をかけられた。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
おはよー、一葉ちゃん。
今日、委員会当番だよね?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
う、うん!
そうだよ…!

ヤバい、いつにも増して目が合わせられない。

翔くんは特に疑う様子もなく話を続けた。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
じゃあ昼休み前に声かけるね!
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
あり、がとう…
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
じゃあ、また後で。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ま、また後で…

こういう時は本を読むに限る。

強引に自分を納得させて、私は引き出しから本を取り出した。


ーーー
昼休み
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃ…
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
私!
トイレ行く、から、先に行ってて!

翔くんの話を最後まで聞く前に、私は話を打ち切って、教室を出る。

翔くんのぽかんとした顔を見て申し訳なさを感じながら、嘘をついた手前行かない訳にもいかなくなったトイレへ向かった。

5分後。
小走りで図書室に入ると、翔くんは忙しそうに返却された蔵書の整理を行っていた。

芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ごめんね、全部任せて。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
大丈夫大丈夫。
一葉ちゃん、あっちやってくれる?
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
は、はい…!

返却された蔵書の整理をしている翔くんを追い抜き、私は多くの生徒が待つカウンターに向かった。
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
すみ、ません!
お待たせしました!

結局バタバタとしたまま昼休みは終わってしまった。

私はほっと溜め息をつきながら、鍵を閉める。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
一葉ちゃん、あのさ…
芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
私、鍵返してくるね!
先に教室戻ってて。
太宰  翔<ダザイ  カケル>
太宰 翔<ダザイ カケル>
え、あ、うん。

不審そうな翔くんの曖昧な相槌を背中に聞き、私は職員室へ走った。

ーーー
ついに来てしまった放課後。
つまり、委員会。

私は憂鬱な気分を抱え、再び図書室へ歩いていた。

委員長以外の生徒はまだ来ない。

副委員長を除いて。

芥川  一葉<アクタガワ  カズハ>
芥川 一葉<アクタガワ カズハ>
ふぅ。
1回、息を吐く。

出来れば顔を見ないように済みますようにと願いながら、私は戸を開けた。




ーーー
作者
作者
今回はここまで。 
この先を書き出すと大分長くなりそうなので…。
まあ、ぼちぼち書いていきます。
次のお話、お楽しみにしていてくださいね。
意識しすぎちゃうと、人間関係上手くいかないものですね。