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『 …ん、ふぁ、』
正「 あなた、眠いならちゃんと
上行って寝や、風邪引くで、」
『 ん、嫌 』
正「 でも、もう眠いんやろ?
目がトロントロンやん、」
明らかに今にも寝そうなのに、
上には寝に行かないあなた。
あなたは、究極の寂しがり屋になる時がある
普段は1人で映画も行くし、焼肉も行くし、
別に一人行動も楽々やねんけど、
夜、寝に行く時だけは1人では行かれへん。
正「 ほんなら、一緒に行く? 」
『 ん、』
と、手を出してくる。
軽く握って起こせばあとは握ったまま
着いてくる。
正「 ん、着いた 」
『 ちゃんと居ってな? 』
正「 分かっとる、ちゃんと居るよ 」
あなたの、綺麗に揃えられた前髪を
撫でてると次第に瞼は閉じていき、
可愛い寝息をたてながら眠ってしまった。
正「おやすみ、」
静かにあなたの部屋を後にする。
小「 寝た? 」
正「 すぐ寝ました、」
小「 めちゃめちゃ眠そうにしてたもんな、」
正「 コクンコクンしてましたもんね、笑 」
小島健くんは、
なんかグループのリーダーやから皆の事を
見守っててくれる感じ。
優しいオカンみたいな、?笑
そんな感じ笑
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。