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窓の外で雨が降ってるのを見たあなたの
一言。
『 私さ、雨の日めちゃめちゃ好きやねんなあ 』
末「 え、なんで?外行かれへんし、なんか
気分落ちひん? 」
唐突に始まったある日の会話。
『 んーん、全然。
雨が地面を打つ音、心地よくない? 』
正「 分かるかも 」
『 流石よしくん、』
福「 えー、俺は外行きたいけどなあ 」
草「 俺も案外雨好きかも 」
佐「 僕はあなたと一緒ならなんでもいいですね 」
『 わぁぁ、晶哉くんすき! 』
相変わらずのおふたりさん。
正「 晴れの日もいいねんけど、
たまに雨の日がある事で晴れの日が
嬉しくなるっていうのもあるしね 」
末「 正門がなんか言うてるよ 」
『 なんか、名言みたいやね? 』
佐「 正門くんも名言集作りますか? 」
正「 ええわ! 」
『 でもあんまりずっと雨やとちょっとは
気分沈んじゃうかも、体調悪なる人とか
おるもんね、』
草「 偏頭痛みたいな?大変そうやな 」
『 でもやっぱり雨好き。こうやって皆で
ゆっくり出来るもん 』
小「 俺も俺も 」
末「 俺もーっ 」
正「 それが一番やな 」
『 明日も学校がんばろーっと 』
正「 明日送り俺やけど大丈夫? 」
『 大丈夫ってなに、笑
全然大丈夫やん、笑 』
相変わらずぽやぽやのよしのりくんでした。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!