第56話

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2021/12/26 16:01
北斗がそんな嫌な予感を感じていたとは見ず知らず
私はついに駿佑の撮影が始まった。
駿「あなたさん!」


『道枝くん!おはようございます!
今日はよろしくお願いします!』


駿「おはようございます!
ってか、なんで駿佑って言ってくれないんですか?」


『だって、今は仕事だし、
他の皆さんに誤解招きたくない。
そんな誤解生まれちゃったら会社クビにされるかもしれないし...』


駿「それはダメ!」


『でしょ?だから仕事では道枝くん呼びね?』


駿「俺はあなたさんって呼んでええんですか?」


『それは良いんじゃないかな?
タレントからなら許されるんじゃない?』


駿「じゃあ、俺はあなたさん呼びで!」


『うん!じゃあ、今日もよろしくお願いします!』
挨拶して駿佑は衣装に着替えに向かった。


着替えているうちに、
カメラマンさん等に挨拶をして今日の流れの簡単に確認をする。
『橘です!今日は素敵な写真をよろしくお願いします!』


恭「いやいや!こちらこそ!
よろしく頼みます!」


『何か私にも手伝えることがあれば、
なんでも致しますので、お声掛けてもらえれば!』


恭「了解です!」


『それではよろしくお願いします!』
今回のカメラマン
高橋さんに挨拶をしていると駿佑が着替え終わったみたいで
次々とパソコンに写真に流れていく。


その間にも、次はメイクアップをして下さる
大西流星さんに次の最終確認をする。

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