駿「あなたさーん!」
マ「おい、こら駿佑!」
『あ、全然構いません笑』
駿「あなたさんとは知り合いだからええんよ!」
マ「そうなんですか?」
『まぁ笑』
マ「失礼しました。」
駿「ねぇ、あなたさん?」
『なにか?』
駿「これからお世話になるし、連絡先交換しない?」
『私と駿佑が?
私とマネージャーさんじゃなくって?』
駿「俺と交換!いいでしょ?」
マ「お前の仕事に影響がなければ...
本当はダメなんだけどな?」
『もしかして、緩い方?』
駿「そうなん!俺のマネージャー緩いんよ!」
マ「緩いんやない!優しいんや!」
『確かにそうかもしれませんね笑』
駿「あなたさんは俺の味方して〜や〜!」
『それよりも、これからよろしくね?』
流石に連絡先交換はやばいと思って
いい感じに抜けようとしたが、
駿「待って!まだ連絡先交換してない!」
『バレたか...』
駿「バレバレ!」
『でも、仕事として交換するんだからね?』
駿「え〜良いじゃん!
俺は普通にあなたさんと連絡取りたいし!」
『私、一応彼氏いるんだよね。』
駿「えッ、」
『だから、本当は連絡先も控えたいんだけど、
駿佑がそれで頑張れるなら仕事として連絡先を交換することは出来る。』
駿「分かった。仕事としてするから、
俺と交換してくれへん?」
『ちゃんと頑張ってね?』
駿「頑張ったらご褒美くれる?」
『うん!あげるよ〜』
駿「よっしゃ!なら頑張れるわ!」
『じゃあこれが私の連絡先!』
そう言って、大我には申し訳ないけど
だけど、仕事としてこれはした方がよくて、
仕事として交換してるから許してなんて思いながら交換してしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!