第11話

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2023/02/21 10:00
藤原sida
正直、オーディションやるって言ったことに後悔しとる。どうせ、努力しましたよ感出して歌も踊りも下手やろうし、テレビや雑誌だって、『女のジャニーズ』やからやろ。
そんな奴なにわ男子に入れる気ないねんけど。
嫌々、あいつの為に音楽を流した。
だが、音楽が流れた瞬間息を飲んだ。
丈一郎
丈一郎
すごい…
曲が流れる前は少し緊張していたのか顔が強ばっていたが曲が流れた瞬間目の前にファンがいるかのように表情が変わった。
和也
和也
やば…
なにわ男子1のダンスが上手い奴大橋でも唖然としていた。



曲終了
駿佑
駿佑
👏🏻👏🏻
みっちーが拍手をするとみんなもつられて拍手をした。俺もそうだ。
(なまえ)
あなた
ありがとうございます(  . .)"ペコ
彼女は、深々とお辞儀をした。
社長
やっぱり、すごいな。あなたは。
(なまえ)
あなた
いえ、普通ですよ、むしろ皆さんの足元にも及ばないですよ笑
緊張が解けたのか、無邪気に笑う彼女が可愛く思えた。
和也
和也
丈くん、歌わせる?
丈一郎
丈一郎
1番だけでも聞かんといけんやろ。
和也
和也
はぁい、じゃあ!次歌行きますね!
社長
せっかくなら、マイク持って歌えば?
(なまえ)
あなた
へっ?!いいですよ笑上手くないんだし笑
和也
和也
そうしよーや!
(なまえ)
あなた
えっ、ホントですか…
大吾
大吾
はいっ!
(なまえ)
あなた
あ、ありがとうございます!
和也
和也
じゃあ、流すで〜
曲は変わらず『ダイヤモンドスマイル』



















こちらも、同じように息を飲んだ。
わかっていたのに。

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