第4話

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2019/08/03 12:15
お母さんに言われたとおりに、
ソファに二人並んで座ってみた。



ものの、、、、

あんまり話すことも無い。

お互い成長してしまっていて変に意識してしまう。

まぁ、慶ちゃんはそんなことないんだろうけど。
あなた

アメリカどんな感じだったの?

小山慶一郎
小山慶一郎
んー、楽しいかったよ?
でもやっぱ日本の方が俺は合ってるなぁ
あなた

そういうもんなんだ、、

やっぱり英語はペラペラになった?

小山慶一郎
小山慶一郎
まぁねぇ(笑)
咄嗟に英語でたりするかもよ?(笑)
あなた

えっ!聞きたい!

小山慶一郎
小山慶一郎
またそのうちね〜
小山慶一郎
小山慶一郎
あなた、部活してんの?
あなた

してないよ

小山慶一郎
小山慶一郎
バイト?
あなた

うん、新しく出来たカフェで

小山慶一郎
小山慶一郎
そうなんだ!
俺もバイトしたいんだよなぁ
小山慶一郎
小山慶一郎
あなたのところバイト募集してる?
あなた

多分してると思うけど、、、

小山慶一郎
小山慶一郎
じゃあ、応募してみよっかな
えっーー!?

一緒にバイトすることになったら、、、
え!どうしよう、、、



あなた

ほんとに?

小山慶一郎
小山慶一郎
うん、知ってる人いる方がいいかなって。

嫌?
なんですかその上目遣いは!?

かわいい!ゆるす!
あなた

あ、まぁ、全然いいけど

小山慶一郎
小山慶一郎
やった!
そういう無邪気なところは昔からなんにも変わってないなぁ。


そんなことを思っているうちにご飯ができたことを告げる母の声がして、私たちのなんだかよく分からない“お話し”は終わった。

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