第4話

人生なんて辛いことばっかりじゃん。
99
2021/04/14 23:28


まず、僕が生まれてすぐの話からなんだけど。


その時はもう親は離婚してた。


理由は、母親がマザコンすぎて

父親が嫌がったらしい。

裁判沙汰になりかけたりして

親権は父親になった。





でも、父親は私たちに『仕事が』とか言ってろくに干渉せず、

私たちはじいちゃんばあちゃんと
従姉妹家族に手を借りてたの。


けど、私が小3の時。


父親は腰を痛めてその時やってた運送業をやめた。


だけど、そのことについて父親は

『お前らが降りてほしいって言ったんだろうが』

って言った。



それはあの人が何か小さい理由で怒った時

無理矢理に私らに言わせたのに

それを2人の考えだって言い張ってるの。







それから1年くらいニートでなにもやらなかった。


家の家事はまだ私のばあちゃんがいる時だったから大丈夫だったけれど。



その後今の会社に決まった父親は、
その途端にばあちゃんを追い出した。


私はものすごく嫌だったから泣いてやめてって言ったのにその日1回父親は家出した(笑)




その後も父親に色々言われながら

学校でも、部活でも

ストレスを溜めながら

過ごしてた。






けど、去年高2になってから


ある動画を見つけたの。




あの、ノンラビの都市伝説の方。




私は元から都市伝説系とか、霊的な話とか

色々好きだったから気になって見てみたら

すぐにはまっちゃった。




それを学校で朱実ちゃんに言ったら

朱実ちゃんも好きだっていうじゃん?



その後に、香織と出会って

曲聴いたら?って言ってくれたよね。




それで聴いたら完全に

ファンになりました、ってやつだね。







時計を見ると、5時40分を指していた。
兎川香織
兎川香織
そっか。

話してくれて、ありがとうね。
土屋朱実
土屋朱実
…あなたちゃん、そろそろじゃない?
(なまえ)
あなた
そうだね。

香織、気にしなくていいよ。

それじゃあ、1階にいこっか。



私の話は、まだあるにはある。

…けれど、それをいったところで みんなを困らせたりするから


言わないでおこう。
ピーンポーン。

え、もうきたの?
兎川香織
兎川香織
あなたちゃん、ほら出て!
土屋朱実
土屋朱実
インターホンのモニター、つけるよ!
ぴっ
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
こんばんはー!

今日から1月間程お世話になります、

Non Stop Rabbit というバンドのリーダー、

田口達也ともうします。

桐兎さんはいらっしゃいますでしょうか?
モニターには、変装をした

前に田口さん 左後ろには矢野さん、

そして右後ろには大我さんがいた。



・・・動画と同じ並びだ
(なまえ)
あなた
あ、はい桐兎です。

今開けます。
通話をオフにした。
土屋朱実
土屋朱実
うわ、ほんとにノンラビが来た・・・
兎川香織
兎川香織
早く行こ!
2人に背中をされながら玄関に行き、

ドアを開けた。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
こんばんわ・・・って、

あれ、3人?
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
お姉さんと妹さんの2人って聞いたけど・・・
ノンラビ 大我
ノンラビ 大我
可愛い子、3人だね
(なまえ)
あなた
えと、先にお入りください。

2人、荷物持ってあげて
女の子に持たせるのは悪い、って言ってもらえたけど

お客さまなので、と私が言ったら3人とも軽いのだけ持たせてくれた。

最初に貸す部屋を案内して荷物を置いてもらい、

リビングのソファーに座ってもらった。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
それで、どの子が桐兎ちゃんかな?
土屋朱実
土屋朱実
今キッチンにいる子です!
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
あ、お茶とか良いからね! 

お話しよ?
(なまえ)
あなた
いえ、お茶だけは。

お待たせしました。
あまり良いコップがなかったから、ちょっと時間かかっちゃった。
ノンラビ 大我
ノンラビ 大我
え、もしかして俺らのこと知ってる?
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
コップ、メンバーカラーじゃん!
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
すっご!
(なまえ)
あなた
私たち、高校の友達なんですけど

ノンラビさんのファンなんです。
ノンラビ 大我
ノンラビ 大我
だからね!!
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
・・・けど、社長そんなこと教えてくれんかったよね?
(なまえ)
あなた
たぶん、父はわたしがノンラビさんのファンだって

知らないと思います。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
そうゆうことねー。

あ!ごめんなさい、ずっとタメで喋ってた!
(なまえ)
あなた
大丈夫です、タメで。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
お言葉に甘えてそうさせてもらうね。

そうだ、これ菓子折り!

これから1ヶ月よろしくね!
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
お願いしまーす!
ノンラビ 大我
ノンラビ 大我
よろしくね!
(なまえ)
あなた
お願いします。

私はここの次女のあなたです。

こっちは香織と朱実ちゃん。




…なんですけど、今2人がいること

父には言わないでくれませんか?
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
?分かった。

ここにいる6人の秘密って事で笑
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
そうだね笑
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
そーしよ、そーしよ!
(なまえ)
あなた
ありがとうございます。
立派な菓子折り貰っちゃった…

これ、結構高いやつじゃん…






何か三人それぞれ持ってきてくれたみたいで

矢野さんのは香織に、

大我さんのは朱実ちゃんに急遽

渡してもらった。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
そだ。

俺らのことも気軽に呼んだり、話しかけてね
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
2人もたまに遊びにくるんでしょ?
兎川香織
兎川香織
良いんですか‼︎

…いつもは来ないですけど

1ヶ月の間、ちょくちょく来させていただきますね!
土屋朱実
土屋朱実
わ、私も!





ピロン。
(なまえ)
あなた
あ、ごめんなさい

父からRINEが。
父親
父親
『皆さん来られた頃だろう。

 変な行動は絶対にするなよ。

 柚美夏に(姉)ご飯は作らせろ。

 向こうのほうがいいからな。』




そんなの言われなくても分かってる。
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
あなたちゃん?

どうかした?
(なまえ)
あなた
あ、いえ。

それより、そろそろ姉が帰ってくる頃だと思います。
兎川香織
兎川香織
じゃあそろそろ私帰るね!
土屋朱実
土屋朱実
私も。

帰んないと遅くて怒られるかも。
(なまえ)
あなた
そうだね。

じゃあ、外まで送ってきます。
ノンラビ 田口達也
ノンラビ 田口達也
またね!
ノンラビ 矢野晴人
ノンラビ 矢野晴人
今度話そ!
ノンラビ 大我
ノンラビ 大我
また明日?w
兎川香織
兎川香織


また明日、ですね!
土屋朱実
土屋朱実
明日お話ししましょう!








〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



いつも読んでいただき、ありがとうございます!


実はこれを書いている時に

30人ほど読んでいただいた方がいらっしゃることを知りまして…。


僕自身の趣味で書いている話なのでこんなに読んでいただいてもらえているとは…


とても驚いています!


というか、めちゃくちゃ嬉しい…


なのでもっと読んでいただけるように

早めに書くようにしますね!



(バイトや学校があるので時間がなくて…

でも頑張ります!)




とはいえ、この先の物語


ジャンルを見て分かるように

ちょっとヤバい部分も出てきますが


大丈夫な方でしたら

続きをお楽しみに!


それでは、次回で!




(えっと、僕のもう一つの小説も…読んで欲しいなぁ〜笑

そっちも頑張りますので…)

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