夕方、私はお母さんに頼まれてお使いにいっていた
お使い、行かなきゃよかった
スタスタスタスタ
けんとさんは私の口を塞ぎ車に連れ込んだ
手脚を縛られ、目隠しをされた
どこかに着くと、けんとさんは私を抱き上げて、ベッドのようなところへ放り投げた
必死に抵抗したけど、ビクともしない
怖い。やだ。犯される…!
ふうま!ふうま!
太ももを伝うようにして、スカートの中に手が入れられて行く
ふうま……ふうまふうまふうま!!!!
けんとさんの舌が無理やり私の口の中にねじ込まれる
気持ち悪い
いやだっ!助けてっ!
私は無理やり抱かれた
逃げたいふうまのところに行きたい
でも……ふうまに会ってなんて言うの…………?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。