(冨岡)はぁ…しんどい……親からは勉強しろ勉強しろ…満点とっても褒められない…生きてる価値とはなんだろう……俺の価値は1ミリもない…憂鬱だ……
(胡蝶)こんにちは♪
(冨岡)だれ?
(胡蝶)酷いですね。同じクラスの胡蝶しのぶですよ
(冨岡)(そういやぁ…いたな…)なんの用だ?
(胡蝶)いえ…ちょっと気になったので
(冨岡)邪魔だろ?退くよ
(胡蝶)あっ!大丈夫ですよ。
(冨岡)そうか
(胡蝶)冨岡さん…ですよね?
(冨岡)そうだが
(胡蝶)友達になりませんか?
(冨岡)ならない…
テチテチ
(胡蝶)連れないですね♪
(冨岡)なんだよ…アイツ。イライラするな…
(冨岡)ただいま
(母)おかえり義勇。晩御飯まで時間があるから勉強できるわよ
(冨岡)うん…
(冨岡)あ"あ"っ…うるさい…うるせぇ…黙れ…イライラする……ムカつく……学校では変な奴に絡まれるし………くそばばあ…黙れよ勉強勉強うるせえ。あ"ーーースッキリしたい…カッター…カッター。今日はコイツだ。切れ味がいいんだよな…少し刃がガタついてて…
グシャッグチッブシャッ
(冨岡)あーーーースッキリしたぁ…
(母)義勇ー?どうしたのー?
(冨岡)なんでもないよー(黙れババァ)
(冨岡)あぁ…憂鬱だ…
今回はここまでです。ありがとうございました!!こんな風な義勇さんが良い!っと思ったらどんどんリクエストください!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。