そして朝…
コンコン🚪
左「おーいあなた、起きろ」
「…」
左「はぁ…入るぞー」
ガチャ
左「あなた、いい加減起きろ」
「…エー…zzZ」
左「今8:00だぞ。遅刻じゃないのか?」
「!?えっ、完全に遅刻だぁぁ!!」
左「アホ、嘘だ。」
「えぇ〜」
左「そうでもしないと起きなかったんだ。俺は朝飯作ってくるからお前は準備してこい」
「はぁーぃ」
「あっ!左馬刻さん!おはようございますっ( *´꒳`*)」
左「…おはよう(ボソッ)」カァ///
左(可愛いすぎな…)
そして準備も全部終わって
「左馬刻さーん!行きましょ!」
左「あぁ、」
──in車
左「あなた、今日はお前んちにある荷物俺ん家に持ってこい」
「あぁそっか…私左馬刻さんの家に住むのか…」
左「なんだ嫌か?」
「いえ!むしろすっごい嬉しいです!!」
左「(^_^)」
あっ笑った。左馬刻さん私が入院した時からすごい表情が柔らかくなったんだよな…
なんかすっごい優しいんだ。
相変わらずかっこいいしね…
左「ほら、着いたぞ」
「あっありがとうございます!」
左「じゃあな」
「ヾ(*´罒`*)」
🚗 ³₃
?「公共の場でイチャつくなぁー」
「!美玲!おはよう♡」
美「はよぉー、どう?彼氏との生活は…」
「えっなにぃ?嫉妬してんの(·∀·)ニヤニヤ」
美「そ、そんなんじゃないし…」
「(* ´ ˘ ` *)」
──in下駄箱
なんと、なんと!
私の下駄箱の中にラブレター?的な物が入ってました。
その内容は、放課後体育館裏に来てくださいだ。
美「いや、怪しすぎな」
「うーん、でも行くだけ行ってみる」
美「私も着いてく。何かあったら危ない」
「ありがと(*^^*)」
そして放課後
──in体育館裏
「えっ?何これ」
モブ1「僕達!あなたさんの事が好きなんです!」
モブ2「だから今日皆で告白しに来たんだ」
モブ3「あなたさん、誰がいいですか?」
えっと、、今の状況を詳しく説明するとね。
今日の朝手紙に書いてた通りに体育館裏に来たんだけど、待ってたのは1人じゃなくて、…ざっと数えて20人?ぐらいの人達が居て、その人達が全員告ってきたってとこかな?
「いや、気持ちは嬉しいんだけど…私、好きな人がいるからごめん!」
モブ4「!?誰ですか?」
モブ5「俺は絶対あなたさんを手に入れるんだ!」
美「いやいや、人多くない?」
美玲!有難い…
モブ1「!?美玲さんまで!」
美「あなた、先に行ってて。ここは全部断っとくわ。(ボソッ)」
「えっ!いいの?ホントに大丈夫?」
美「大丈夫だから、早く行きな?」
「ありがとう!大好き♡」
そして、すごいダッシュで左馬刻さんの待つ学校裏へ走った。
「左馬刻さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
左「!?…なんで走ってんだ?」
「実はかくかくしかじか…」
左「お前の学校変な奴ばっかだな。」
「そうなんですよ。。」
左「まぁとりあえずもう着くから荷物してこい。」
「左馬刻さんも家来ますか?」
左「いや、俺は…」
「来てくださいね?^^*」
左「…あ、あぁ。」
こうして私の引越しの準備を左馬刻さんに手伝って貰う事にした。
私の家荷物多いからな…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!