第59話

55話 リハビリ
1,334
2021/01/08 13:05
  「zzZ」
寂「あなたさん、起きてください。」
「…んぁ…zzZ」
寂「あなたさん!」
「zzZ…」
寂「これは困ったな… あの手しかないか…」

purupurupuru📱
左「おぉ先生から電話なんて珍しいじゃねぇか、どうしたんだ?」
寂「えぇ。実は困った事にあなたさんが起きてくれないんですよ…」
左「…先生、あなたの耳元にやってくれるか?」
寂「?はい」

あなたの耳元で
左「おい。あなた、起きろ。」
「…?さぁときさん?…zzZ」
左「あなた、愛してるぞ」
「!?えっ!?」カァ///
左「お前、先生には迷惑かけんなよ」
「へ?」

寂「おや起きましたか。」
左「先生、これから仕事だから切るわ」
寂「えぇ。ありがとうございますね。」
ブチッ ブーブーブー📱

「あの、寂雷先生、私もしかして起きませんでしたか?」
寂「はい^^*」
「…すみませんでしたァァァァ!」
寂「いいですよ。でも静かにねニコッ」
「はい。。(小声で)」

寂(面白い子ですね。左馬刻くんが好きになるのも分かりますよ…)

寂「じゃあリハビリテーションへ行こうか」
「はい!よろしくお願いします!」
寂「あなたさんだったら直ぐに治る気がするよ。」
「がんばります!」

──移動中(車椅子)
うわぁさっすが麻天狼のリーダーだ。オーラがすげぇ… めっちゃ視線を感じる。

寂「あなたさん。左馬刻くんから聞きましたよ。看護師を目指してるんですか?」
「そうなんですよ。」
寂「あなたさんなら直ぐになれますよ。分からない所があれば遠慮なく聞いてください。」
「はい!ありがとうございます!」

寂「…着いたよ。」
「うわっ広っ」

──inリハビリテーション
寂「今日は私があなたさんに着きます。まず、立つ練習からですね」

どんどんと進めていった。
私は元から体力はある方だ。
でも、何これ… クソしんどいんだけど?
終わったわ( ̄−ω− ̄)チーン

そんなこんなで3時間後
寂「よく頑張りましたね。あなたさん」
「…終わ、りまし、た、か?」
寂「はい!この調子だと3、4週間で復活できるでしょう!^^*」
「は、はい…」

(そんな笑顔で鬼畜な事言わないでくれぇぇぇ!!これが3、4週間!?終わった^^*
左馬刻さんに会いたいよ…)

──in病室
「寂雷先生、お風呂ってどうするんですか?」
寂「あっそうですね。あなたさんの部屋には一応お風呂を設備してありますが1人で入れますか?」
「あっ無理です。」(ちょっと悩んで)
寂「じゃあ左馬刻くんに頼みますか?」
「嫌です。」(即答)
寂「ふふ、じゃあなるだけ若い看護師さんに言っておきますね^^*」
「あっありがたいです。」(マジで感謝)

(もしかして寂雷先生私の反応楽しんでます?)

寂「それでは私はこれで。」
「はい!ありがとうございます!」

さて、呂駒呂さんに手紙でも書くか…

これから頑張れるかな?

プリ小説オーディオドラマ