第103話

98話 大好き
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2021/02/13 16:09
着いてこい、そう言われて着いてきた。
そこは、
以前私が左馬刻さんに告白した所だった。

「左馬刻さんここって…」
左「あぁ。あなた1回しか言わない、よく聞いとけ」
「!はい!」

左「俺はあなたの事を愛してる。だから付き合ってくれませんか?」

あぁ愛おしい。
短い言葉だけど、それが左馬刻さんらしくて逆に深い意味がこもってるんだと思う。
そして今だけ言葉遣いを丁寧にしてる所とか本当に好き。
しかも左馬刻さん結構緊張してる笑
でもなんと左馬刻さんの手には指輪。

もうこんなん返事はとっくの前に決まってるよ
「左馬刻さん、よろしくお願いします!」

左「!あなた…これもらってくれるか?」
「あったりまえです!」

そう言って左馬刻さんが私に付けてきてくれたのは、指輪だった。

「わぁ綺麗… 左馬刻さんありがとう!」

ギューッッ
「左馬刻さん、く、くるしいです。。」

左馬刻さんは今まで以上の力で私を抱きしめてきた。
左馬刻さんから抱きしめてきた事なんて片手で数え切れる程しか無かったのに…
それぐらい愛されてんだなぁって、、
今まで色々あったなぁって、、
それもこれも左馬刻さんが居たから私は今ここに居るんだよね。
私貴方と一緒に居られて凄く嬉しいよ。
私は幸せ者だ!
やばい、泣けてきた。

「うぅ…さまときさぁん…うわぁぁん!」
左「おう、どうしたどうした」
「わ、私!さまときさんとぉ!おばぁちゃんになっても一緒に居たいよぉぉ!!」
左「俺もだよ( ˆ ˆ )」
「(;д;)ヒック 好き…」
左「俺は愛してる」
「うぅぅぅ…」
左「ははっ!あなたこれからよろしくな!」
「は、はい!よろしくお願いします!ズズッ」

左「あっ、そのさん付けと敬語やめろよ」
「!うん!左馬刻大好き!」
左「それと、今日から襲うからな(¯v¯)ニヤ」
「え、それは…」

左(って言ってもあなたが卒業するまではヤらねぇけどな。でもキスは…な?)

左「あなた…」
チュッ
「!左馬刻、口、チュー、ハジメテ、カァ///」
左「あ?もっとってか?」
「ち、ちがう!」
ギューッ

左馬刻さんは私を抱きしめて、のしかかってくるようにキスをしてくる。
そんなに体重かけられたら…

「やばい!左馬刻さん後ろに倒れる!」
左「倒れねぇよ、俺が一生支えてやる。」
「カァ///」

左馬刻さん、そういう風に捉えていいんですか?
だとしたら、カッコよすぎ!!

「左馬刻、私を好きになってくれて本当にありがとね(*^^*)」
左「それは俺のセリフだ。ありがとな」
「ふふっいいえー!」

左「おし、じゃあ帰るか!」
「はい!」



?「おいまてまてまてまて」
?「二人共おめっとさん☆」
「え、見てたの?」

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