第11話

8話 理鶯との関係と夢
2,916
2021/01/03 03:41
──食べ終わった

「毒島さん!すごく美味しかったです!また食べに来てもいいでしょうか?」
理「あぁ。いつでも好きな時に来るといいぞ。」

左(あの料理を食べたいなんぞ、とんだ猛者だな…)

銃「それにしても、理鶯とあなたさんはどういう関係なんでしょう?」
「それはですね、アミリアさんと呂駒呂さんに育てられる前にですね、行く宛てもなく森を彷徨っていて死にかけている所を助けてくれたのが毒島さんでした!」
理「あの時は小官が少しでも助けるのが遅くなっていたら間違いなくあなたは死んでいただろうな。」
左「そんなに弱ってたのか?」
理「あぁ、弱りきっていた。これが2、3年ぐらい前だろうか?」
「はい!多分それくらいです!」

左「へぇ、そんな事があったんだな」
銃「理鶯の作った飯で命拾いをするなんて珍しいですね、、」
左「珍し過ぎんだろ、、、」

理「ところであなた、将来お前は何になりたいんだ?」
「なかなか急ですね…」
「でも絶対看護師になりたいです!」
左「なんでそんなになりたいんだ」
「私は色々な戦場地を見てきました。身近にいる人が死んでいき、遂には両親や兄弟まで死んでいくという悲惨な戦争でした。だから私は、そうやって苦しんでいる人を助けたい!」
理「そうか、苦しんでいる人を助けたい。というのは良い事だな。小官は応援するぞ」
銃「あなたさんの考え方、気に入りましたよ^^*」

左(看護師かぁ…火貂組に看護師として務めてくれたら万々歳なんだがなぁ、いや、待てよこんな事考えるなんて…



















































俺はあなたの事が好きなんだ…)


プリ小説オーディオドラマ