銃兎side
あなたが電話の途中でさらわれた。俺は左馬刻と理鶯にも探すように頼んだ
左馬刻も理鶯もすごく機嫌が悪かったな…
それもそっか、好きなやつが誰かわからない奴にさらわれたんだから。
もちろん俺も気分が良くない。
1秒でも早く助けてやりたい
理鶯side
料理を作っているところに突然銃兎から電話がかかってきた。
その内容はあなたが誰かにさらわれたという事だった。その話を聞いた時、久しぶりに怒りというものが込み上げてきた。
それほどあなたの事が好きなんだ…
早く助けに行こう、、
左馬刻side
街の見回りをしてたとこに銃兎から電話がかかってきた。
その内容はあなたが攫われたという内容だった。クソ腹立つなぁ。俺様の女に手出すとはいい度胸してんな。絶対にぶっ殺してやんよ!
俺は過去最高ぐらいのスピードで走った。
理鶯も銃兎もそれぐらいで探してるだろ。
探しても探しても見つからねぇ。
左「あ」
銃「!左馬刻か…」
理「皆あなたは見つからなかったようだな」
左「理鶯まで… クソッどこにいるんだよ」
purupurupuru📱
銃「はい、もしもし。赤橋のことで何か分かったか?」
左(今銃兎は誰かと電話している。赤橋?だれだそりゃ)
ブーブーブー📱
銃「あなたの居場所がわかった。行くぞ」
左・理「……あぁ」
赤橋ってやつの事もきになるが今はどうでもいい。早くあなたを助けたい。それは2人も一緒みたいだな。だから俺らはすごいスピードで走った。
そして着いたのがボロッボロなマンションだった。ここに本当にあなたがいるのか?
いや、声がする。……これは確かにあなたの声だ。
ドン!
俺はつい俺の女に何してんだと言った。まだ俺の女じゃねぇのにな。それぐらい必死だった。
だが、あなたを攫った男は俺様達とラップバトルをすると言ってきた。そんなの無駄だ。
──こうして俺らのラップバトルが始まった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。