──翌日
今日は日曜日だ。何にもすることがない。いや、する気が起きないと言った方が正しいのかもしれない。
はぁ……
涙ももう出尽くしたよ。
美玲今日は用事があるって言ってたし、、、
でも、絶対に諦めない!
毎日告白してやるわ!
ピンポーン
(うっわ、目めっちゃ腫れてるのに誰か来ちゃった…)
「はーい、」
ガチャ🚪
理「あなた、突然すまない。今時間はあるだろうか?」
「あ、ありますけど…どうしたんですか?」
理「…最近会ってなかったのでな、あなたが元気か気になった。」
理「……しかし、元気では無さそうだな。それにどうしたんだ?その目は… !誰かに殴られたのか!?」
「毒島さぁん( ;ᯅ; )話聞いてくださいよぉぉぉぉ」
「中入ってください」
理「あぁ、それではお邪魔する」
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…
「という事がありまして…」
理「そういう事か… あなたは左馬刻の事が好きだったのか…」
「はぁ、そうなんですよ」
理「俺じゃダメなのか?」
「え?」
理「!!すまない、聞かなかった事にしてくれ。。。」カァ///
(え?ん?は?毒島さんって私のこと好きだったの?それは、嬉しいけど、左馬刻さんの事がまだ好きなんだよなぁ、、)
理「あなた、今日はもう帰る事にする。また小官の野営地に来てくれよ。」頭ポンポン
「はい!(*^^*)毒島さんもまた来てください!」
理「あなた、毒島さんじゃなくて理鶯と呼んでくれ。」
「……り、おうさん?」
理「(*^^*)今日はありがとうな」
「はい!それではまた!」
理「✋」
理鶯さんも恋とかするだなぁ
そりゃぁそっか、理鶯さんも人間だもん
ん?まてよ、
理鶯さんは今日私の恋愛の話を聞いてくれたんだよね?でも、理鶯さんは私のことが好きなんだよね?
でもそれが分かったとしても理鶯さんには普通に、今まで通りに接しないといけないよね。それが礼儀ってもんだ。
、、、話す相手間違った、、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。